日本だとホテルの他に旅館や民宿などの宿泊施設がありますが、オーストラリアにもいろんなタイプの宿があります。
今回はオーストラリアの宿の種類と特徴、個人で宿を予約する方法、お得に取る方法、宿泊時にあると便利なものをご紹介します。
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オーストラリアの宿は主に7種類
オーストラリアの主な宿はこちらの7タイプです。
- ホテル
- アパートメント
- モーテル
- ホステル
- B&B
- エアビー
- キャンプ場
ホテル
ホテルはベッドやバスルーム付きでアメニティーも置いてあるようなタイプの宿。都市部や観光地に多く、星の数が多いほど高級なのは日本と同じです。
ビジネスホテルは英語で言えば「バジェットホテル(budget hotel)」。カプセルホテルは、あるものの稀です。
アパートメント・ホテル
アパートメントは、ベッドルームやバスルームの他にキッチンやリビング、ランドリーなども付いたタイプ。
広くて快適な高級なマンションで暮らすように過ごせるのが魅力です。
モーテル
モーテル(Motel)はモーターイン(Motor Inn)とも呼ばれる、ホテルより安い宿。
簡易キッチン付きのモーテルもあり、最低限でもミニ冷蔵庫や電子レンジ、トースター、ケトルは付いています。
都会や観光地じゃないところにもあるので、車の旅にはとても便利。パブに隣接したタイプもあります。
B&B
B&Bは「ベッド&ブレックファスト(Bed and Breakfast)」の略。朝食は含まれていることもあれば、別途で付ける場合もあります。
部屋にはベッドとケトルなどの備品があり、バスルームは部屋にあったり共同だったりいろいろ。共用のキッチンがある所もあります。
ペンション風な感じで風光明媚な田舎の観光地に多いものの、都会にあることも。歴史の古い建物を使ったB&Bも素敵です。
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エアビー(Airbnb)は民泊。1軒屋やマンションの1室を丸々借りるタイプ、シェアハウスのように1部屋を借りるタイプなどスタイルはいろいろです。
どのタイプでもキッチンやランドリーなど普段の生活に必要な設備が整っているので、暮らすように泊まれます。
ホステル
ホステルは「バッパー(バックパッカーズホステルの略)」や「ゲストハウス」などとも呼ばれる宿。
個室とドミトリールーム(2段ベッドを並べた相部屋)があり、ドミトリーには男女別、男女共用の両方があります。
共用のバスルームやキッチン、ランドリーなども付いていて、ドミトリーなら他の宿よりかなり経済的。旅の仲間も作りやすい環境です。
キャンプ場
キャンプ好きならキャンプ場に泊まるのもあり。
ほとんどの場合、自分でテントやキャラバンなどを準備する必要がありますが、中にはキャンビンやコテージ付きのキャンプ場もあります。
公営のキャンプサイトは設備がシンプルでお安め。私営なら設備がよく、電源サイトも選べます。
宿の予約の仕方
宿を予約する主な方法はこちらです。
- 宿の予約サイトで予約
- 宿の公式サイトで予約
- Airbnbのサイトで予約
- 旅行会社で予約
宿の予約サイトで予約
おそらく、一番メジャーなのがこの方法。その地域の宿が一気に検索でき、口コミなども見れるので重宝します。
日本では「じゃらん」「楽天トラベル」「ヤフートラベル」などが有名ですが、オーストラリアでメジャーな予約サイトはこちらです。
これらはオーストラリアだけでなく日本を含め世界中で使われているサイト。言語や通貨の選択もでき、使いやすいです。(私もよく使います)
Airbnbのサイトで予約
Airbnbの宿はAirbnbのサイトに集まってます。
こちらも世界中の宿を検索でき、言語と通貨も選択できます。
宿・キャンプ場の公式サイトから予約
宿に公式サイトがあれば、そこからの予約ももちろん可能。
キャンプ場の場合は「エリア名+camping spots」などでググってから公式ページに行って予約。(時々、宿の予約サイトにもある)
国立公園などにある公営のキャンプ場は州ごとにチェックできます。
- QLD州(ブリスベン、ケアンズの州)
- NSW州(シドニーの州)
- ACT(キャンベラ)
- VIC州(メルボルンの州)
- SA州(アデレードの州)
- WA州(パースの州)
- NT(ダーウィン、アリススプリングスの準州)
旅行会社で予約
旅行会社での予約はネットでも店頭でもできます。航空券と宿がセットになったプランもあり、オプショナルツアーやETAS、旅行保険などを手配してもらうことも可能。
自分で手配するより割高になることも多いですが、いろいろ相談もできるので、海外旅行に慣れていない場合には安心です。
>【HIS】でオーストラリアのツアーを見る >【JTB】でオーストラリアのツアーを見る >【日本旅行】でオーストラリアのツアーを見る宿を安く取る方法
ここからは宿をお得に取るためにできることをご紹介していきます。
いろんな予約サイトを見る
宿を少しでもお得に取るには、複数の予約サイトをチェックするのがおすすめ。
予約サイトによって値段が違うし、その日の目玉商品も違うので比較するに越したことはありません。
ちなみに、エアビーの宿が他の予約サイトに載っていて、そちらの方が安い時もあります。
最終価格をチェックする
宿を探す時は、最終的に支払う料金を必ずチェックします。
最初から税金や手数料込みの値段が表示されている予約サイトもあれば、後で追加される予約サイトもあるので、必ず最終価格で比較してみてください。
一瞬「他より安いじゃん!」と喜んでも、最後でがっかりすることはよくあります。
公式サイトもチェック
どの宿にするか目星がついたら、その宿の公式サイトをチェックするのもおすすめ。
料金は予約サイトと同じか予約サイトの方が安いことが多いですが、連泊割引など思わぬサービスが見つかることも時々あります。
宿が高い時期を避ける
スケジュールの自由がきくなら、旅のピークシーズンは避けるのがおすすめ。
オーストラリアの旅の繁忙期はこちらです。
- クリスマス〜年末年始とその前後1〜2週間
- イースターとその前後1〜2週間
- 週末、連休
- スクールホリデー(学校の長期休暇)
- イベント(お祭りなど)
この時期を避けられない場合、条件のいい宿からどんどん埋まるので、予定が決まり次第予約するのが無難です。
祝日とスクールホリデーは州によって少し違いますが、「州名(QLDなど)+public holidays/school holidays」で検索できます。
参考オーストラリアのイースター【この時期に旅する5つのヒントも紹介】 参考オーストラリアのクリスマスはいつ?定番の食べ物やサンタの服装も紹介宿を探す時のチェックポイント
次に宿を探す時に確認しておくといいことをまとめてみました。
- 部屋の設備(エアコン、wifi、キッチンなど)
- 部屋の備品(ケトル、ドライヤー、デスクなど)
- 駐車場の有無(車なら)
- 禁煙・喫煙
- キャンセルポリシー
- 口コミ
宿泊時にあると便利なもの
最後に、オーストラリアで宿泊する時にあると便利なものをまとめてみました。
日本だと当たり前にあるものが、オーストラリアの宿にはなかったりします。
- クレジットカード:デポジット用として提示を求められることがある。
- 変換プラグ:コンセントの形が日本と違う。
- スリッパ:置いてない。あった方が絶対快適。(床は土足)
- ビーチサンダル:シャワーが共用だと床が汚いことがある。
- パジャマ:置いてない。
- 歯ブラシ・歯磨き粉:置いていない所が多い。
- ブラシ:置いてない所が多い。
- スキンケア・ヘアケア:ほとんど置いてない。
- 綿棒:置いてない。
- 粉末の緑茶:コーヒー、紅茶、牛乳はある。
- カップ麺:日本食が恋しい時。現地だとバカ高い。
タオル、シャンプー、コンディショナー、石鹸はほぼどこでも置いてありますが、キャンプ場なら持参。(ホステルなら確認)
日本でよくある無料の送迎サービス(最寄り駅⇔宿)はなく、稀にあったとしても有料です。
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オーストラリアの宿にもいろんな種類があり、目的や予算に合わせて選べます。
「海外の宿を予約するなんて難しそう」と思うかもしれませんが、ネットを使えば簡単。言語や通貨も選択できるので、国内の宿を取る感覚で予約できます。
日本ほどきめ細かいサービスはないものの、そんな違いも旅の醍醐味。思い出に残る旅をお楽しみください。