こんにちは。ブリスベンに生息中のビーンです。
ブリスベンはシドニー、メルボルンに次ぐオーストラリア第3の都市。
ただ…知名度は低めですよね。
ということで、今回はブリスベンの基本情報から観光・暮らしの情報までをガッツリまとめてみました。
記事の内容
ブリスベンってどこ?
ブリスベンはオーストラリアの東海岸にある大都市(人口は約250万人)。
クイーンズランド州(Queensland)の州都で、お馴染みのケアンズやゴールドコーストと同じ州にあります。
ブリスベンへの直行便
ブリスベンにはブリスベン国際空港があり、東京・大阪からの直行便も飛んでます。
- ジェットスター航空:成田空港ーブリスベン(毎日)
- ジェットスター航空:関空ーブリスベン(週4)
- カンタス航空:成田空港ーブリスベン(毎日)
ジェットスターもカンタスも定期的にセールをするので、それを狙うのもおすすめ。エクスペディアなどの予約サイトで比べてみると掘り出し物が見つかることもあります。
ブリスベンの気候
ブリスベンは亜熱帯性気候。冬はとてもマイルドで、夏も地元名古屋に比べるとかなり快適です。
クイーンズランド州の別名は「サンシャインステート(Sunshine State)」。すっきり晴れる日が多くて気持ちがいいです。(雨季や梅雨もない)
参考ブリスベンの気温と服装 [亜熱帯性気候ですが1年中暑くはありません]日本とブリスベンの時差
日本との時差は1時間。ブリスベンの方が1時間進んでるだけなので、日本の家族や友達と連絡を取るにも問題なしです。
サマータイム(10月~4月の間、時間を1時間進める)はないので、混乱することもありません。
ちなみに、ニューサウスウェールズ州(シドニーの州)、ビクトリア州(メルボルンの州)、サウスオーストラリア州(アデレードの州)とタスマニアはサマータイムを導入しているので、州をまたいで旅行する時はお気を付けください。
参考オーストラリアでスマホ(ネット)を使う方法[短期&長期滞在向け]ブリスベンはどんな街?
ブリスベンの街を一言で言えば、トロピカルでリラックスした都会。
街の真ん中を蛇行するブリスベン川沿いには絶景の散策コースが張り巡らされ、公園や自然もいっぱい。(動物もいっぱい)
歴史的な建物とモダンで遊び心のあるデザインが合わさった街並みはとても素敵です。
2032年にオリンピックが開催されるので、着々とアップグレードも進んでます。
参考オーストラリアの宿はホテルだけじゃない![予約の仕方,安く取る方法も紹介]ブリスベンの交通機関
ブリスベンの交通機関は、電車、バス、フェリーの3種。バスとフェリーは中心部だけを走る無料のサービスもあります。
どの乗り物もトランスリンク(交通局のような組織)管轄なので、とてもシンプルです。
トランスリンクの乗り物以外は、タクシー、ウーバー、予約が必要なバスや列車のみ。
交通システムはふつうに便利ですが、ローカルは車移動が多いです。
参考ブリスベン・ゴールドコースト・サンシャインコーストの公共交通ガイド 参考ブリスベン・ゴールドコーストの交通系ICカード3枚とタッチ決済乗車ブリスベンの観光スポット
ブリスベンには世界的に有名な観光スポットはないですが、中心部にも周辺にも見どころがいっぱい。世界最古にして最大のコアラ園があることでも知られています。
ぶっちゃけ、ガイドブックを見ると「ショボいな」と思うかもしれません。でも、実際に散策してみるとびっくりするほど素敵な街です。
さらに、南のゴールドコースト、北のサンシャインコーストには延々と続く白砂のビーチがあり、海へ出れば世界屈指の砂の島が連なっています。
内陸部には巨大な国立公園が点在。オーストラリアの植物と動物たちとの出会いをめいっぱい満喫できます。
参考ブリスベンの観光スポット[中心部から近郊まで在住者が提案する名所29選] >【KKday】でブリスベンの現地ツアーを見る >【ベルトラ】でブリスベンの日本語対応ツアーを見るブリスベン観光の日数は?
ブリスベンの中心部をざっと回るだけなら半日あれば大丈夫ですが、中心部周辺やコアラ園なども回ろうと思ったら最低でも2日程度あった方がゆっくりできます。
ブリスベンを拠点にゴールドコーストやモートン島などの近郊観光もするなら、1箇所に対して最低1日割り当てるといいと思います。
>【Booking.com】でブリスベンの宿をチェックブリスベンの物価は高い?
物価は日本に比べると外食(テイクアウト含む)が高いです。ランチでもカフェでドリンクとセットで頼むと1人20~30ドル(今日のレートで約2千~3千円)、ディナーなら1人30~50ドル(約3千~5千円)位します。
スーパーで買う食料品などはそこまで差がない気がしますが、最近物価はコンスタントに上昇中。もし、暮らすとなれば家の値段や家賃はかなり高いです。(上がり方がハンパない)
ブリスベンのご当地グルメは?
ブリスベンのご当地グルメは…特にないです。
とういか、オーストラリア自体に名物グルメがほとんどありません。(ベジマイトとラミントンくらいかも)
外食で現地らしいものと言えば、定番のステーキやフィッシュ&チップス。移民が多い国なので、タイ、インド、中華、イタリアなどの多国籍料理店もそこら中にあり、日本食ならお寿司やラーメンなどは定番中の定番です。
最初にご当地グルメはほとんどないと言いましたが、ビールは別格。ビール大国だけに各地でいろんなビールが作られていて、「xxxx(フォーエックス)」はこのエリアの代表的なビールです。
参考オーストラリアでお買い物!「これどこの店で買う?」をカテゴリー別に紹介ブリスベンの治安
ブリスベンの治安はオーストラリア内でも良い方だと言われていて、私自身も普段の生活の中で怖いと思ったことはほとんどないです。
ただ、ネット詐欺、車の盗難や、車上荒らし、空き巣などには注意が必要。
と言っても、安全対策をしていれば怖がることはありません。
- 夜に人通りのない道を一人で歩かない。
- 変な人に関わらない。
- 怪しい場所に近づかない。
- 車、家(ホテルの部屋)の施錠を忘れない。
- 貴重品を放置しない。(車の中にも置いておかない)
- クレジットカードの利用状況や銀行口座を定期的に確認
- 怪しい電話に出ない。怪しいリンクを踏まない。
- クラブなどではドリンクから目を離さない。(薬を入れられるリスク)
など、日本にいても普段から気を付けていることを実行していれば大丈夫です。
ブリスベンは生活しやすい?
これまで紹介してきたように、ブリスベンは気候も街づくりも交通の便もよく、自然もいっぱい。文化の違ういろんな国の人が暮らしているものの、おおらかでフレンドリーな人が多いです。
シドニーやメルボルンと比べれば少ないですが、大都市なので仕事が比較的見つけやすく、学校に通うとなれば小学校から大学、語学学校まで取り揃っています。
物価は高めなものの、国が定める最低時給は毎年上がり、2023年度は1時間23.23ドル(今日のレートだと2248円)。日本の最低時給よりもかなり高く、バイトならこれに25%上乗せされます。
難を言えば、家の価格と賃貸・シェアハウスの家賃がここ数年で爆上がりして高すぎること。超家不足なので、賃貸を探すのも一苦労です。とは言え、これは多かれ少なかれオーストラリア全体で起こっています。
もう一つは、クイーンズランド州はオーストラリア訛が強めなこと(笑)最初は「は?」と思うことも多々ありますが、慣れてくると愛着がわいてきます。(若い人は訛が少ない)
おわりに
はっきり言ってブリスベンの知名度は低いです。でも、実際にこの街を歩いてみると、どんどんその魅力にはまっていきます。
自然いっぱいの開放的な大都会は観光にも暮らすにも申し分なし。ぜひ、「ブリスベンなんて何もなさそうじゃん!」と言わずに立ち寄ってみてください。