今回は、旅行や移住でオーストラリアに来た時にスマホ(ネット)を使う方法をご紹介します。
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海外でスマホを使う方法
オーストラリアに限らず海外でスマホ(ネット)を使う方法は、こちらの4つです。
- 海外ローミング:短期向き
- 海外WiFiレンタル:短期向き
- 海外SIM:短期&長期向き
- 無料Wifi:短期向き
それぞれ詳しく見ていきましょう。
海外ローミング
海外ローミングは、日本の通信会社と提携している現地の回線を使って通信すること。
データローミングをオンにするだけで、日本で契約している携帯(電話番号も同じ)がそのまま海外で使えます。
手間なしで便利な反面、通信料は高め(通話、SMSは別料金)なので、短期滞在向き。料金、利用可能エリア、対応機種は会社によって違います。
追加料金なく海外ローミングがお得に使えることで有名なのは、「楽天モバイル」と「ahamo(アハモ)」。
「楽天モバイル」はデータ通信が2GBまで無料(追加チャージは1GB500円)で、Rakuten Linkアプリ同士の国際通話、国際SMSが無料。「ahamo」は月20GBまでのデータ通信が無料です。
レンタルWiFi
現地で使えるWiFiルーターをレンタルする方法も一般的。
受け取りや返却、充電の手間はあるものの、設定は簡単。SIMロックされた携帯でも使えるのが魅力です。
電話番号はないものの、WiFiがあればラインなどのアプリ経由で通話も可能。
値段はお高めなので短期滞在向きですが、ルーターが1台あれば複数の端末とつなぐことができ、家族旅行やグループ旅行には便利です。
オーストラリア対応のWifiで評判がいいのは「グローバルWiFi」や「イモトのWiFi」など。
受け取り、返却は空港、コンビニ、郵送など、いろんなオプションがあります。
海外SIM
海外SIMは現地で使えるSIM。
「物理SIM(普通のSIMカード)」と最初からスマホに組み込まれた「eSIM」があり、eSIMなら購入も手続きもオンラインで完結。差し替えの必要はありません。
データ通信専用の「データSIM」と通話やSMSも使える「音声SIM」の2種類があり、その国限定のSIMもあれば、何カ国かで使えるSIMもあります。
海外ローミングやレンタルWiFiよりも安く、「音声SIM」なら現地の携帯番号も手に入るため、短期でも長期でも使えるオプションです。
海外SIMは現地(空港など)だけでなく、日本で買うことも可能。eSIMなら「Airalo(エラロ)」や「trifa(トリファ)」、物理SIMなら「アマゾン」や「KKday」などでも購入できます。
ちなみに、長期滞在なら現地で調達するのがおすすめです。
注意点
SIMを使う場合に注意することはこちらの3点です。購入前に必ずご確認を。
- SIMロックされたスマホは使えない。→SIMロックを解除するかSIMフリーのスマホを使う必要がある。
- eSIMはeSIM対応の機種にしか使えない。
- 物理SIMはカードのサイズをチェック。(nano/microなど)
無料WiFi
観光などでネットは最小限しか使わない場合、宿や空港、街の中にあるホットスポットで無料WiFiを利用することができます。
無料WiFiが使える場所には大体「Free WiFi」の表示があったり、WiFiのマークがあるので、見つけたら接続するだけ。
街の無料WiFiは容量が少なかったり、不安定だったり、セキュリティーが気になったりしますが、宿のWiFiは快適に使えることが多いです。
オーストラリアの現地SIM
ここからは、オーストラリアで買えるSIMをご紹介していきます。
どんなSIMがある?
オーストラリアのSIMには、データ通信専用の「データSIM (Data SIM/Data-only SIM)」と音声通話やSMSが使える「音声SIM (Mobile SIM)」があり、主流は音声SIM。
タイプは、さきほども紹介した「物理SIM」と「eSIM」です。
長期滞在の場合は、現地の携帯番号がないと不自由なので「音声SIM」一択。
その都度チャージをするタイプと月額制のプランがあり、長く住むならスマホ持ち込み(SIM Only Plan)で月額制にした方が快適です。(チャージ式でもデータの使用期限が1ヶ月程度のものが多い)
もちろん、SIMフリーまたは、SIMロック解除済みの端末が必須です。(eSIMなら対応機種かどうかもチェック)
SIMはどこで買える?
プリペイドSIMはいろんな場所で売ってますが、みんながよく利用するのはこちらです。
- 通信会社 (空港、街の店舗、オンライン)
- スーパー
スーパーなら、オーストラリアの2大スーパー「Coles」と「Woolworths」は種類が豊富です。
有名な通信会社(通信キャリア)は?
日本のドコモ、ソフトバンク、AUに当たるようなオーストラリアの3大キャリアはこちら。(チャージ式のSIM・月額制のプランあり)
この他チャージ式のSIMなら「amaysim(オプタス回線)」なども有名。
月額制なら「TPG(ボーダフォン回線)」「iinet(ボーダフォン回線)」「dodo(オプタス回線)」などが大手よりも安くて評判もいいです。
ちなみに、私はTPGを使ってますが、1ヶ月25GBで25ドル(家のネットもTPGなので割引で20ドル)。
どのキャリアも新規獲得のために常時キャンペーンをしてるので、最初の何ヶ月かはお得です。
>>海外旅行サポートが充実のクレカ「エポスカード」を見るオーストラリアでスマホを買うならどこ?
オーストラリアでスマホを買う時は、このあたりのお店をチェックすることが多いです。
オーストラリアで人気のスマホは、iPhone、Samsung Galaxy、Google Pixelなど。
SIMフリーのスマホ(どんなSIMでも使えるスマホ)は「unlocked phone」「Outright Phone」などで探してみてください。
ちなみに、アメリカで携帯は「セルフォン(Cell Phone)」と呼ばれているようですが、オーストラリアでは「モバイルフォン(Mobile Phone)」と呼ばれています。
参考オーストラリアのコンセントはこんな形状 [変換プラグと電圧も解説]おわりに
ちょっと長くなったので、最後にそれぞれの方法の利点をまとめてみました。
- 海外ローミング:短期向き。手間なし。日本の携帯がそのまま使える。
- 海外WiFiレンタル:短期向き。SIMロックの携帯でもOK。複数台で使える。
- 海外SIM:短期・長期向き。一番安く、音声SIMなら現地の電話番号が使える。
オーストラリアでSIMを買う場合、各社がキャンペーンを繰り広げているので、ぜひ見比べてみてください。それでは!