はい、売ってます。
今回は、オーストラリアのお米の種類と値段などを詳しくご紹介します。
記事の内容
オーストラリアの米の種類
オーストラリアは多民族国家なだけに、いろんな国の料理に合うお米がそろってます。
日本のように銘柄米は少なく、ほとんどのお米がオーストラリア最大の米ブランド「SUNRICE(サンライス)」社のもの。
サンライスのお米は一部を除いてほぼオーストラリア産です。
その他、大手スーパーの独自ブランド、輸入米もありますが、ダントツで人気なのは「サンライス」のお米です。
白米
白米(White Rice)と言ってもいろんな種類があり、作る料理に合わせてお米を選べます。
スーパーで売っているメジャーな白米はこちらです。
ミディアム・グレイン(Medium Grain)
ミディアム・グレインは日本の米によく似た品種。
粘り気と甘みが若干少ないと言われていますが、特に気になりません。(うちの普段遣いのお米はこれ)
おすすめは、サンライス(赤のパッケージ)。スーパーでは250g〜10kgまでのサイズが揃ってます。
ショート・グレイン(Short Grain)
ショート・グレインは、日本の米に一番近い品種。
パッケージには「すしライス(Sushi Rice)」などと書かれていて、「コシヒカリ(Koshihikari)」もあります。
ただ、ミディアム・グレインも普通においしくコスパがいいので、特別こだわりが無ければミディアムで十分。
スーパーでは1kg前後のサイズで売ってます。
ちなみに、割高にはなりますがアジア系の食品店では「コシヒカリ」や「あきたこまち」などのブランド米も売ってます。
ロング・グレイン(Long Grain)
ロング・グレインは、日本のお米を2〜3倍に長くしたような品種。
ふっくら感はあるものの、粘り、甘みともに少なめ。
日本の米に似た部分と全然違う部分を持ち合わせているため、日本人的には違和感が大きめ。
スーパーでは1kgまたは2kgで売ってます。
ジャスミンライス(Jasmin Rice)
ジャスミンライスは、甘みがあって香りがいい細長いお米。
タイカレーやナシゴレンなどの東南アジアの料理と相性抜群でおいしいです。(インドカレーとも全然合う)
サイズは1~5kgが主流です。
バスマティライス(Basmati Rice)
バスマティライスはジャスミンライスとそっくりですが、ジャスミンよりも若干パラパラ感が強め。
インドカレーやピラフ、ビリヤニ(インド周辺の炊き込みご飯)などにピッタリです。
1~5kgサイズをスーパーで買うことがます。
リゾットライス(Risotto Rice/Arborio Rice)
「アーボリオライス」とも呼ばれるこの品種は日本の米と同じショート・グレイン。
日本の米よりも少し粘り気が強めで、リゾットやパエリアに使われます。
スーパーで買えるのは1kg前後のサイズです。
玄米
意外なところで、玄米(Brown Rice)も普通に買うことができます。
種類はミディアムグレインのみ。1~5kgサイズで売ってます。
もち米
もち米(Sticky Rice)はアジア系の食品店で購入可能。
ほとんどはジャスミンライスのもち米なので、日本のもち米が欲しい場合は日系のお店へ。
雑穀米
レンジで温めるタイプの雑穀米もヘルシー志向の人に人気。
キヌア(quinoa)やアマランサス(Amaranth)、チアシード(Chia Seeds)などの雑穀だけなら、スーパーやドラックストアなどでも購入可能。
黒米などの古代米はアジア系の食品店で見かけます。
パックのごはん
スーパーのお米コーナーには、「サトウのごはん」的なパックご飯も並んでます。
「マイクロウェーブ・ライス(Microwave Rice)」と書いてあり、レンジにかければ完成です。
種類は、ロング、ジャスミン、バスマティ、玄米。ココナツやガーリック、チキンフレーバー、チャーハンもあります。
オーストラリアの米の値段
「お米って高そう」と思うかもしれませんが、意外とそんなことはありません。
もちろん、日本から輸入したブランド米は高いですが、スーパーで買えるお米はリーズナブルです。
サンライスの売れ筋の値段を表にしてみました。(2025.5月現在)
サイズ | 通常価格 | |
ミディアム | 5kg | 19ドル |
ショート | 1kg | 4.7ドル〜 |
ロング | 2kg | 5.3ドル |
ジャスミン | 5kg | 24ドル |
バスマティ | 1kg | 6.8ドル~ |
玄米 | 5kg | 19ドル |
パックごはん | 125g✗2 | 3.5ドル |
セールが狙い目
お米は定期的にセールがあります。特に半額セールは一番の狙い目。
大手スーパーの「コールス(Coles)」と「ウールワース(Woolworths)」では1ヶ月に1度ほどのペースで半額になるのでお見逃しなく。
半額だと5kgのミディアム・グレインが9.5ドル(玄米含む)。5kgのジャスミンなら12ドル。めちゃくちゃお得です。
オーストラリアにも炊飯器は売っている
オーストラリアでは炊飯器も普通に買うことができ、昔と違って1家に1台はあることが多いです。
炊飯だけの超シンプルなタイプなら15ドル程度からあり、保温もできるタイプだと50〜60ドル前後、マルチタスクのものだと100〜150ドル程度で買うことができます。
高機能な日本メーカーの炊飯器は最低でも200ドル以上。平均500ドル前後します。
ただ、炊いて残りを冷凍するならシンプルなタイプでも十分。なんなら鍋でも簡単に炊けます。
参考オーストラリアで買える日本食材【思ったよりも取り揃ってます】 参考オーストラリアで食べてみて!在住者おすすめの食べ物・飲み物12選おわりに
オーストラリアは意外と米の種類が多くて、値段も割とリーズナブル。
炊飯器やパックごはんも普通に買えるので、暮らすにも旅行にも不自由しません。
ふつうにおいしいので、ぜひオーストラリアのお米も食べてみてください。
それでは!