こんにちは。ブリスベンに生息中のビーンです。
スカイレールはレインフォレストに囲まれた街「キュランダ」と麓を結ぶロープウェイ。川あり滝ありの熱帯雨林ありの景色は圧巻です。
途中下車して森の中を散歩したり、間近で滝を見たりと刺激的要素も満載。
今回はこんなスカイレールについて徹底的に解説します。
これを見れば乗る前からスカイレールの達人になれますよ(笑)
参考ケアンズ観光はグレートバリアリーフだけじゃない!市内以外のおすすめスポット14選 参考ケアンズ市内の観光スポット9選!おすすめをマップ付きでリストアップキュランダのスカイレールは超おすすめ!
キュランダまで約7.5kmの空中散歩をさせてくれるのがスカイレール。
ロープウェイってだけでワクワクしますが、見える景色が世界遺産の森だったらどうでしょう?
緑の絨毯、崖の上から流れ落ちる滝、何かが潜んでそうな川、緑と空のコントラスト・・・など目を休める暇がありません。
私も昔乗りましたが、最初から最後まで窓に張り付いてました(笑)
ちょっと動画でその様子を見てみましょう。
なかなかの絶景ですよね。
ダイアモンドビューとキャノピーってなに?
スカイレールのゴンドラは3種類あります。
- 普通のゴンドラ
- ダイヤモンド・ビュー
- キャノピー
それぞれ見てみましょう。
普通のゴンドラ
よくある普通のロープウェイのゴンドラ。
ダイヤモンド・ビュー
床がガラスでシースルーになったゴンドラ。足元からも下界の様子が見えるのでスリリングです。
11基あり定員は5人。大人は普通のゴンドラ代+$20(子供は+$10)。片道のみです。
キャノピー
壁も窓もない買い物カゴのようなゴンドラ。
スカイレール・レンジャー1人と乗客4人までで乗車。森の動植物や歴史についての説明を聞くこともできます。
片道のみで通常料金+約$100の追加になります。
スカイレールの駅はどこ?
スカイレールの乗車駅はこの2箇所。
- スミスフィールド・ターミナル:ふもと側(地図の①)
- スカイレール・キュランダ・ターミナル:キュランダの街の中(地図の④)
キュランダの街へ行くときは①の駅から、キュランダから下る時は④の駅から乗ることになります。
ちなみに①のスミスフィールド・ターミナルはケアンズ市内から少しだけ離れているので行き方は後述します。
キュランダ スカイレールは途中下車するのが◎
スカイレールはノンストップで①の駅→④の駅まで行くと約30分。ただ、②と③の駅で途中下車して散策するのがおすすめです。
②と③の駅はこちらです。
③の駅=バロン・フォールズ駅
途中下車の時間を含めるとスカイレールは片道1時間ちょっと〜1時間半みておくといいでしょう。(繁忙期は次のゴンドラまで並ぶこともあります。)
2つの駅をチラ見してみるとこんな感じです。↓
レッド・ピーク駅(Red Peak Station)
レッド・ピーク駅は地図の②の駅。
ここでは太古のレインフォレストの中に作られたボードウォークの上をお散歩しながら、珍しい植物や野鳥などの動物たちを観察できます。
時間が合えば駅から無料のガイドツアーに参加するのもおすすめ。森のことをもっと知りたい人にはバッチリです。(英語)
バロン・フォールズ駅(Barron Falls Station)
バロンフォールズ駅は地図の③の駅。
バロン滝やキュランダ鉄道とバロン滝の両方を写真に納める絶好のスポットでもあります。
この駅には2019年に「The Edge」という展望台もオープン。ボードウォークを歩いた先の展望台からはバロン滝がすぐ目の前に見えますよ。
一つ言っておくと、バロン滝は現地の冬(日本の夏)の間は水量がほとんどありません。それでも眺めは最高です。
スミスフィールド・ターミナルへ行く方法
ここで先ほど後述すると言っていた「スミスフィールド・ターミナル」までの行き方を見てみましょう。
地図でいうとオレンジのマーク(ケアンズ市内)から①(スミスフィールド・ターミナル)への行き方です。
ここへの行き方はこの4択です。
- 送迎バス
- レンタカー
- 市バス(サンバス)
- ツアー
順番に補足していきます。
送迎バス
スカイレールの公式サイトから予約する時にケアンズや周辺ビーチ、ポートダグラスからスカイレール乗り場(スミスフィールド・ターミナル)までの往復シャトルバスをつけることができます。
値段は次の「スカイレールの料金」の章でチェックを。
レンタカー
車ならケアンズ市内から約15分。無料駐車場も完備されてます。
片道スカイレール、片道キュランダ高原鉄道を利用する場合は駐車場⇆鉄道のフレッシュウォーター駅までの移動も含まれます。(片道)
ケアンズ周辺は車があるとぐっと自由度が上がるので運転が苦でなければおすすめです。
市バス
123番の市バス(サンバス)でスカイレール乗り場まで約45分。
ケアンズ市内の①ケアンズシティー・バスステーション(プラットホーム2)で乗車して、②スカイレール・ベース・ステーションで下車です。
帰りは②スカイレール・ベース・ステーションから乗って③ケアンズシティー・バスステーション(プラットホーム1)で下車です。
123番に乗るには市内の他のバス停からも乗れますが、ケアンズシティー・バスステーションが一番わかりやすいです。
地図で見るとこうなります。
↓
②スカイレール・ベース・ステーション
↓
③ケアンズシティー・バスステーション(プラットホーム1)
値段は片道大人$4(子供$2)。1日券だと大人$8(子供$4)と経済的です。(2020.2.28現在)
詳しい時刻表やはこちらから。 サンバスのサイト
詳しい運賃はトランスリンク(交通局)のサイトから見るとわかりやすいです。
ツアー
スカイレールと鉄道がセットになったツアーやコアラ抱っこやアーミーダックなどがセットになったツアーなどキュランダツアーはガチでたくさん出てます。
ツアーには市内からの送迎が付いていたり、オプションでつけることができるので便利です。
キュランダ スカイレールの料金
2020.2.28現在のスカイレールの料金はこちらです。
キュランダ高原列車とセットのものやスミスフィールド・ターミナル⇆市内の送迎付きの物もあるので合うものをお選び下さい。
大人 | 子供*1 | 家族*2 | |
片道 | $55 | $27.5 | $137.5 |
往復 | $82 | $41 | $205 |
往復+ケアンズ市内⇆ターミナル送迎 | $105 | $52.5 | $262.5 |
スカイレール+高原列車 | $114.5 | $57.25 | $286.25 |
スカイレール+高原列車+送迎*3 | $128 | $64 | $320 |
スカイレール+高原列車+送迎*4 | $157 | $78.5 | $392.5 |
*1子供:4歳から14歳まで。3歳以下は無料
*2家族:大人2人+子供2人(4歳から14歳まで)
*3ケアンズ市内or市内周辺ビーチからの送迎
*4ポートダグラスからの送迎
最新の料金は公式ホームページからどうぞ。
キュランダ鉄道とのセットプランはキュランダ高原鉄道の公式ページでも売り出されているのでそちらをチェックするのもあり。
参考キュランダ鉄道の料金やスカイレールとの組み合わせ,停車駅を徹底解説キュランダ スカイレールの予約
チケットの予約は必須ではないものの、公式サイトには予約が絶対おすすめと書いてあります。
乗る時も予約者優先なので繁忙期だと待ち時間が長くなることも。
予約は上で紹介したスカイレールと高原列車の公式サイト、旅行会社などでできますよ。
キュランダ スカイレールと鉄道ならどっち?
もし、どちらか一方だけ乗るとするなら個人的には絶対スカイレールです。
360度ビューで迫力満点だし、途中下車もできるのでスカイレールの方が断然良かったですからね(値段も$5しか変わらないし)
ただ鉄道好きならキュランダ鉄道ですよね。←当たり前じゃん!
私は両方乗りましたが、時間とお金が許すなら両方乗るのがおすすめ。スカイレールのワクワク感は最高ですが、電車の落ち着いたコトコト感もなかなか味わい深いです。
まとめ
少し長くなったので今までのまとめを箇条書きにしてみます。
- スカイレールは熱帯雨林の上を行くロープウェイ
- 所要時間30分程だが途中下車するなら片道1時間半ほどみておくといい。
- 途中下車はレッドピークとバロン滝の2箇所。
- 乗車駅はスミスフィールド・ターミナルとキュランダターミナル
- スミスフィールドターミナルへは車・バス・送迎で行ける。
- 予約をしておいた方が◎ 公式ページ/ツアー会社などで予約できる。
それでは!
参考ケアンズの気候とベストシーズン[服装と当たる天気予報サイトも紹介]