ブリスベン周辺で有名な島といえば「モートン島」「ストラドブローク島」「フレーザー島」。
ただ、「ブライビー島」もこれらの島々と肩を並べる絶景スポットです。
しかも、フェリーを使わず行けるので、休日にふらっと出かけるローカルも多数。のんびり派もアクティブ派も満喫できる楽園です。
今回は、ブライビー島の見どころと、ブリスベンからの行き方をご紹介します。
記事の内容
ブライビー島はどこにある?
ブライビー島 (Bribie Island)は、ブリスベン市内から車で2時間弱、ブリスベン空港から約1時間半で行ける島です。
ブリスベンとサンシャインコーストの中間辺りにあり、有名なモートン島はお隣さん。
橋で繋がっているので、車やバスで気軽に行けます。(行き方は後述)
ブライビー島には何がある?
ブライビー島の魅力は、何と言っても美しい大自然。
白砂のビーチに透き通った海、オーストラリアを感じるワイルドな植物、島の半分以上を占める国立公園など自然好きにはたまらない場所です。
もちろん、野生動物もいっぱい。
ワラビーやカンガルー、アイビス、オーストラリアペリカン、ウォータードラゴンなど、オーストラリア固有の動物たちもたくさん暮らしています。
【エリア別】ブライビー島の見どころ
ブライビー島には気軽に行けるタウンエリアと国立公園があり、タウンエリアは車やバスを使えば1日で十分に回れます。
ここからは、ふらっと遊びに行くのに人気のエリア4つと、国立公園を見ていきましょう。(紹介するエリアは地図にブラウンの星マークを付けました)
ボンガリー(Bongaree)の桟橋付近
ボンガリーは大陸からの橋を渡って右手側のエリア。
きれいなビーチのお隣には散歩道と南国感あふれる公園が広がり、絵になる「ボンガリー桟橋(Bongaree Jetty)」周辺はカフェやレストランも多いです。
ビーチ散歩や釣り、カヤック、SUPなどを楽しむ人が多く、海を見ながらのピクニックやバーベキュー(台は無料)にも最適。
フィッシュ&チップスやアイスをテイクアウトしたり、最近できた「Kenilworth Bakery」もおすすめ。
10分ほど歩いた場所にある「Buckley’s Hole Birdhide」には野鳥の観察場があり、ラグーンと海の両方が見渡せる絶景スポットもあります。
ウーリム(Woorim)
ウーリムは島の東側(ブリスベン側と島を結ぶ橋の反対側)のエリア。
世界有数の砂の島「モートン島」を臨む美しいビーチは延々と続き、北には国立公園が広がっています。
ビーチは反対岸よりも落ち着いていて、まったりと海で過ごすのにピッタリ。釣りやサーフィンを楽しむこともできます。
First Avenueのビーチ沿いにはカフェやレストランがたくさんあり、公園にはバーベキュー台(無料)やテーブルも点在しているのでピクニックにも人気です。
レッドビーチ(Red Beach)
レッドビーチはボンガリーの先にある森に囲まれたビーチ。(車で行くのが断然便利)
ビーチは果てしなく続き、野性味あふれる森と広い海を見ながらのビーチ散策は格別。海の向こうに横たわるモートン島も見渡せます。
レッドビーチの周りにはお店がないので、腹ごしらえは別のエリアで。
ウーリムとレッドビーチの中間には広大なドッグビーチ(リードなしOK)があり、犬好きさんには天国です。(ウーリム側からの方がアクセス良好)
シルバンビーチ(Sylvan Beach)
シルバンビーチは島へ渡る橋を渡ってすぐ左手側のビーチ。
ビーチからはグラスハウス・マウンテンズ(Glass House Mountains)の眺めも満喫でき、のんびり散策するのにぴったりです。(お店は少ない)
*写真はボンガリー地区で撮ったものですが、遠くに見える山がグラスハウス・マウンテンズです。(ビーチはボンガリーと大差なし)
PRブライビー島の宿を【ブッキングドットコム】でチェックブライビー島国立公園(Bribie Island National Park)
ブライビー島国立公園は、上でご紹介したタウンエリアの北方に広がる場所。
美しいビーチの他に湿地帯、ラグーン、砂丘、森が広がる野性味あふれるエリアです。
※マップで見る国立公園内は4WDやボートでしかアクセスできない場所もあり、事前に車を持ち込む許可やキャンプサイトの予約(キャンプするなら)も必要。
ふらっと日帰りで遊びに行く感覚ではなく、キャンプやビーチでの4WD走行目的の人に向いています。
国立公園へ行く際は、クイーンズランド州のサイトで確認してから行ってみてください。
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ブライビー島へは車、バス、ボートで行けますが、一般的なのは車かバスです。
車の場合
ブライビー島へはブリスベンシティーから車で約2時間弱。
ブリスベン側(大陸)と島を結ぶ「Bribie Bridge(ブライビー橋)」も無料で渡れます。
無料駐車場は要所ごとに設けられていて、路駐OKの道も多いです。(標識のチェックをお忘れなく)
週末や学校が休みの時期は駐車場が混み合うので余裕を持ってお出かけください。
バスの場合
公共交通の場合はトランスリンクの電車とバスで約1時間20分(乗り換え時間含まず)。
流れはこちらです。
- 電車で「カブーチャー駅(Caboolture Station)」へ行く:約50分
- カブーチャー駅のバス停「ストップC」から640番のバスに乗る:約30分
- ブライビー島内の好きなバス停で降りる
640番のバスはブライビー島内のウーリム(Woolim)まで直通。
他のエリアへ行く時は、「Bribie Island Park’n’Ride」というバス停で他のバスに乗り換えるのが便利です。
現在地から目的地までの詳細はジャーニープランナー(乗換案内)で簡単に調べられます。
ジャーニープランナーの使い方はこちらです。
ブライビー島を回るバス
ブライビー島観光で使えるバスは、こちらの5路線です。(国立公園内を走るバスはない)
- 640番:カブーチャー駅と「ウーリム」を結ぶ
- 641番:「ボンガリー」、「バンクシアビーチ」へ行くのに便利
- 642番:シルバンビーチ(ベラーラ)、ボンガリーへ行くのに便利
- 643番:カブーチャー駅⇔島の中心部(1日3本のみ)
- 644番:ブライビー島⇔サンドストーン・ポイント(島の対岸)を結ぶ
島内の移動でよく使うのは、640番、641番、642番で、どのバスも「Bribie Island Park’n’Ride」というバス停を経由します。
ただ、どのバスも1時間に1本ほどの頻度。ボンガリーやシルバンビーチなら、640番で最寄りのバス停まで行って、そこから徒歩で15〜20分です。
こちらも詳しくは、ジャーニープランナー(乗換案内)で。
「Bribie Island Park’n’Ride」は普通のバス停ですが、そばに小さなショッピングセンターがあります。
参考ブリスベンの観光スポット[中心部から近郊まで在住者が提案する名所29選] 参考ブリスベン・ゴールドコースト・サンシャインコーストの公共交通ガイドおわりに
ブライビー島は美しいビーチ、野性味あふれる森に囲まれた楽園。
人気の観光スポット「モートン島」や「グラスハウス・マウンテンズ」の眺めも楽しめ、オーストラリア固有の動物たちにも出会えます。
ブリスベンから陸路で行けるので、ぜひ行ってみてください。