今回は、自分がウルルへ行った時の体験を交えつつ、現地の気候とベストシーズン、服装や持ち物についてまてめてみました。
参考エアーズロック(ウルル)への行き方【宿や周辺の名所も紹介】記事の内容
エアーズロックの気候
「地球のへそ」こと「エアーズロック(ウルル)」が鎮座するのはオーストラリアの真ん中。ここは、レッドセンター(Red Centre)と呼ばれる赤い大地が広がる場所です。
エアーズロック(ウルル)周辺の気候はステップ気候。砂漠気候より少しだけ降水量が多いので、まばらに背の低い木や草が生えていて、赤い砂漠との対比が絵になります。
乾燥帯なので1日の気温差は激しく、降水量は予想困難。年中暑いわけでなく、季節によって気温が変化します。
エアーズロックの気温と降水量
月ごとの最低気温・最高気温と降水量はこんな感じです。(参考:Australia Gov Parks Australia)
最低気温 | 最高気温 | 降雨量 | |
1月 | 22.8度 | 38.4度 | 28.8mm |
2月 | 22.1度 | 37度 | 38.4mm |
3月 | 19.3度 | 34.5度 | 32.6mm |
4月 | 14.5度 | 29.9度 | 15.7mm |
5月 | 9.3度 | 24.3度 | 14.3mm |
6月 | 5.6度 | 20.4度 | 18.2mm |
7月 | 4.4度 | 20.6度 | 17.6mm |
8月 | 5.9度 | 23.7度 | 5mm |
9月 | 10.7度 | 28.7度 | 9.0mm |
10月 | 14.9度 | 32.3度 | 21.1mm |
11月 | 18.4度 | 35.1度 | 33.1mm |
12月 | 20.8度 | 36.5度 | 45.5mm |
これは平均なので、これより暑い日も寒い日もあります。今までの最高記録は1992年2月の45.5度、最低気温は2001年7月の-4度だそうです。
降水量は年間平均300mm前後とかなり少なく、冬の間の方が乾燥してます。
私が現地へ行ったのは11月初旬。朝晩は半袖+ジャンパーを着ていも肌寒いのに、日中は35度前後の極端さでした。
参考エアーズロック(ウルル)の歩き方!サンライズ&サンセットも最高ですエアーズロック(ウルル)のベストシーズン
エアーズロックのベストシーズンは5月〜9月頃。この時期は涼しくてカラッとしているので、ハイキングを楽しむのにぴったりです。
中でも、国立公園内にワイルドフラワーが咲き始める8月〜9月にかけてはベスト中のベスト。
ただ、この時期は朝晩がかなり寒いので温かい服装をお忘れなく!
10月〜3月頃は日中暑くてハエも多い時期。特に12月~3月頃は最高気温が35度を超える日が多く、散策をするのは大変です。(ツアーだとハイキングの時間を早朝にするなどの工夫がされている)
ちなみに、ハエはかなり曲者。11月初旬でもかなり多くて鬱陶しかったです。(刺したりはしないけど、オーストラリアのハエはしつこい)
>>【KKday】でウルル(エアーズロック)の現地ツアーを見る >>【ベルトラ】でエアーズロックの日本語対応ツアーを見るエアーズロックに行く時の服装
エアーズロック周辺は、どの時期に行っても1日の気温差が激しいので、気温に合わせて調節できる重ね着がベストです。
足元は履き慣れたスニーカーが一番快適。赤い砂で汚れるので、汚れてもいい服装がおすすめです。
5月〜9月頃
晩秋〜初春に当たるこの時期は、最低気温が10度以下まで下がるので、日本の冬に着ているようなアウターが必須。朝晩はマフラーや手袋、ニット帽なども活躍します。
とは言え、日中は20度を超えるのでハイキングしていればポカポカ。分厚いアウター、薄手のアウター、半袖(または薄手のロングT)を組み合わせて調節するのがおすすめです。
10月〜4月頃
初夏から秋口までの灼熱期も日中の気温差は大。日中は40度近い気温になっても、朝晩の気温は20度程度と低めです。
朝晩は肌寒く感じることも多いので、半袖の上に羽織るものがあった方が快適。(11月の朝晩は肌寒かった)
ハイキング中はたっぷり汗をかくので、吸湿速乾性が高いスポーツウェアのような服がおすすめです。(黒や紺などの濃い色は暑い)
日差しが強烈なので、肌が赤くなったり剥けたりする方は上下長袖(UVカット効果があると◎)で肌を守るのがいいと思います。
>>【エクスペディア】でエアーズロック行きの航空券を見るエアーズロック観光の持ち物
ここからは、エアーズロックやその周辺をハイキングする時に必須の持ち物をご紹介していきます。
- バックパック(両手が使えた方がいい)
- ウォーターボトルと水
- 日焼け止め
- サングラス
- つばの広い帽子(首もカバーしたい!)
- 虫除け(ハエが多い)
- 防虫ネット付きの帽子(特に暑い時期)
- タオル(首にも巻ける)
- ウェットティッシュ(赤い砂埃をサッと拭ける)
- ハンドクリーム・リップクリーム(乾燥する)
- おやつ(栄養補給)
暑い時期に長めのハイキングするなら粉末のスポーツドリンクも重宝。塩と砂糖で手作りしてもOKです。
防虫ネット付きの帽子は顔に群がってくるハエ防止に役立ちます。私は持って行きませんでしたが、使っている人もいて便利そうでした。
暑い時期の観光やキャンプツアーなどではかなり役に立つと思います。
参考カタジュタは超異世界!見どころとエアーズロックとの距離感を紹介おわりに
最後に、簡単にまとめてみました。
- エアーズロック観光は、涼しい時期(5〜9月頃)の方が快適
- ワイルドフラワーが咲く時期は8月〜9月頃
- 1日の気温差が大きいため重ね着がベスト(汚れてもいい服の方がいい)
- 紫外線対策、水分・電解質補給が必須
ちなみに、私自身はベストシーズンから外れていましたが(11月初旬)、ハイキングは早朝出発で意外と快適に楽しめました。(キャンプの時のハエ以外は…)
それでは!