こんにちは。ブリスベンに生息中のビーンです。
オーストラリアの巨大一枚岩「エアーズロック(ウルル)」。この麓を歩いて回る散策ルートにはどんなものがあるんでしょう?
以前、このベースウォークを歩いてきたのでマップを使いながら様子をご紹介していこうと思います。レンタカーの方用に駐車場も表示してみました。
エアーズロックの散策ルート
ウルル(エアーズロック)って登るのがメインだと思われてる所がありますが、実はそうではないんです。
ウルルの麓を散策するウォーキングがめちゃくちゃ楽しいんです!
さすがは巨大岩だけあって、ぐるーっと一周しようとしたら軽く3時間半位かかります。
ツルっとした岩肌に触れたり、洞窟内にある大昔の壁画を見たり、赤土の砂漠と緑と青空の対比を楽しんだり、珍しいトカゲなどに出会ったり・・・あっという間に時が過ぎますよ。
こんな感じで。↓
ウォーキングトレイルは一つだけじゃなく、長いのから短いのまで趣の違ったものがいくつかあります。まずはマップを出してみましょう。
マップ上で色分けしたコースを順番に見ていきましょう。
ウルル ベース ウォーク(Uluru Bace Walk)
ウルルの周りを一周する最長のコース。10.6kmのサーキットで所要時間は3時間半程。(マップのオレンジライン)
地球のへそとも呼ばれるウルルをすべての角度から楽しむことができ、その堂々とした姿に感動。ユニークな動植物に出会えるのも魅力です。
マラウォーク(Mala Walk)
マラ駐車場からカンジュ渓谷(Kantju Gorge)までのコースで往復2km(マップの紫ライン)。所要時間1時間半で車椅子OKです。
ここは大昔に原住民のマラ族がウルルに辿り着いた時最初にキャンプした地。アボリジニの壁画や大きな波のようにえぐられた洞窟は圧巻です。
カンジュ渓谷では雨が降ると高さ90mの滝も見られますよ。
毎日、国立公園保護官による無料ガイドツアーもあり、10月~4月は8am、5月~9月は10amにマラ駐車場集合となってます。(2019.3現在)
リルウォーク(Lilu Walk)
カルチュラルセンターからベースウォークまでの4kmのコース。歩きやすく所要時間は1.5時間。雨天でなければ車椅子OK。(マップの水色ライン)
雨の後にはカラフルなお花が見られることも。
クニヤウォーク(Kuniya Walk)
クニア駐車場からウルルの中心部ムティジュルの泉に向かって進むコース(マップの黒ライン)。往復1km、所要時間30~45分で車椅子OKです。
物語を伝えるアボリジニの壁画が沢山残っていてアート性の高いトレイルです。
ウルルの心臓部のハートマークを見つけることもできますよ。
ラングカタウォーク(Lungkata Walk)
マラ駐車場からクニア駐車場までの往復4kmで、所要時間1.5時間の歩きやすいコース。雨天でなければ車椅子OK。(マップの黄色ライン)
ブルータングリザード(青い舌のトカゲ)マンについてとウルルに初めて到着した人の一人がどうやってウルル登山の危険性発見したのかを学べます。
夏の間は絶好のサンセットスポットでもありますよ!
エアーズロックの駐車場
駐車場はマラウォーク、ク二ヤウォークの所に一ケ所ずつと、カルチュラルセンターの所にあります。(マップのPマーク)
ツアーのバスも多いので観光シーズンのサンセットタイムなどには混みあうことも。
カルチュラルセンターの駐車場は一番大きく、トイレや売店、インフォメーション、給水所、食事処やピクニックエリアもあります。
マラ駐車場にもトイレや給水所がありますが、クニヤ駐車場には給水所のみ。
歩く前にはトイレを済ませ、歩行中は1時間に1Lのペースで水分補給を。特にベースウォークの場合は長いし、暑い季節だと乾燥してても汗だくになります。脱水に注意です!
おわりに
オレンジの巨大岩の岩肌、青空や緑、赤い砂漠とのコントラスト、大昔の先住民アート、洞窟を抜けた後の泉・・・映画の世界にでも迷い込んだかのような世界観です。
実際に行ってみると体の中心部から湧き上がるワクワク感を感じられると思います。水分補給と食べ物補給、日焼け止め、帽子、サングラスはくれぐれもお忘れなく!それでは!
参考:エアーズロックの気温と服装 ベストシーズンと持ち物紹介
参考:カタジュタとは 見どころやウルルとの距離関係をまとめてみた
参考:キングスキャニオンへは行くべき?見所とハイキングの魅力をチェック