こんにちは。ブリスベンに生息中のビーンです。
クリスマスと言えば冬。それだけに「南半球はどうなの?」と不思議に思いますよね。
ということで今回は、オーストラリアのクリスマスは北半球と同じなのか、どう過ごすのか、定番の食べ物は何か、サンタさんの服装はどうなのかについてまとめてみました。
記事の内容
オーストラリアのクリスマスはいつ?
まず、オーストラリアのクリスマスは12月25日。12月24日がクリスマスイブなのも日本と同じです。
夏のクリスマスは違和感大アリですが、南半球だけキリストの降誕日が変わる事はありません。
日本だとクリスマスイブが盛大で25日はおまけ的な感じですが、オーストラリアはガッツリ25日が本番。
イブは祝日でもなく、日本の大晦日みたいに最終準備で大忙しの人も多いです。
クリスマス・イン・ジュライもある
クリスマスは夏だと言いましたが、オーストラリアは移民の国なので冬のクリスマスを懐かしむ人もたくさんいます。
それに、なんだかんだ言ってクリスマスのイメージは北半球と同じ。「ならば冬(7月)にも祝っちゃおう!」というのが「Christmas in July(クリスマス・イン・ジュライ)」です。
ただ、これは一部の人がするイベントで、結局のところ12月25日が本番です。
オーストラリアのクリスマスの過ごし方
クリスマスは家族や親戚が集まってプレゼント交換をしたり、パーティーをするのが一般的。2週間前後の休暇をとってキャンプや旅行に行く人も多いです。
教会へは日頃から教会に通っている信仰心のあつい人だけが行き、日本の初詣のように誰もがこぞって行くわけではありません。
クリスマス当日だけでなく、12月に入ってからは職場や仲間内でのクリスマス会だらけ。この国では両親や祖父母が離婚していることも少なくないので、それぞれにパーティーが開かれると大忙しです。
ちなみに、クリスマスの祝日は12月25日と26日のボクシングデーのみで、この両日の街の中は閑散としています。(長期休暇を取るお店も多い)
クリスマスデコレーションは冬仕様
クリスマスデコレーションはツリーやリース、ライトアップ、クリスマスモチーフの飾りなど日本とよく似ています。
飾りやアドベントカレンダー、クリスマス仕様のプレゼントは10月頃からお店に並び始め、12月前頃からはお店や街がクリスマスムード一色。
大都市なら盛大なイベントやプロジェクトマッピングなどもあり雰囲気はいいものの、太陽ギラギラのクリスマスは少しおもしろい感じです。
参考オーストラリアの宿はホテルだけじゃない![予約の仕方,安く取る方法も紹介]クリスマスパーティーは夏仕様
暖炉の前で美味しそうな料理を囲むクリスマスはとても素敵ですが、オーストラリアのホームパーティーは一味違います。
移民が多い国なので祝い方は人それぞれですが、一般的なのはガーデンパーティーです。
ビールを飲みながら庭でバーベキューをしたり、プールがあれば飛び込んだり、暑すぎればクーラーの部屋で涼んだりと夏ならではの楽しみ方をします。
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クリスマスといえばロースト系や温かい食事のイメージ。でも、暑いオーストラリアでは冷やしたものが多いです。
よく登場するメニューはこんな感じになります。
- バーベキュー
- 冷やしたハムやチキン
- 茹でて冷やしたエビ
- サラダ(ポテトサラダは高確率で出てくる)
- パブロバ(焼いたメレンゲに生クリームとフルーツでデコレーションしたデザート)
- フルーツ(チェリー、マンゴー、スイカなど)
- クリスマスプディング
クラッカーとチーズやディップなどのおつまみで始まり、メイン→デザートに移る感じ。
飲み物もビール、ワイン、ソフトドリンクなどキンキンに冷やした物が多く、冷蔵庫に収まらない時はクーラーボックスも出動します。
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サンタさんと言えば温かそうな赤い衣装が定番。
でも「夏にその格好はないだろ?」と思いますよね。
ところが、オーストラリアのサンタさんも冬服を着ています。イベントや写真ブースにいるサンタさんは暑い中大変そうです(笑)
ただ、少しジョークっぽい感じで「オーストラリアのサンタはサーフボードに乗ってやってくる」という説もあり、赤い海パンにサンタハット、ビーチサンダル姿のサンタがサーフィンしながらやってくる場面が描かれた絵本やシャツなどもあります。
イベントで見かけるサンタさんはほぼ冬仕様ですが、もしかしてビーチに行くといるかも知れません。
参考オーストラリアのお正月はちょっと残念!【日本と全く違います】おわりに
オーストラリアのクリスマスは夏なだけで日にちは北半球と同じ。飾りはよく似ていますが、緑いっぱいでトロピカルな感じです。
クリスマス当日と翌日はほとんどのお店が閉まりますが、クリスマス前はイベントが多いので貴重な夏のクリスマスを体験してみるのもいいかもしれません。