はっきり言うと…オーストラリアのお正月は暑くて、全く趣なし(笑)お正月ほど日本が恋しくなる季節はありません。
今回は、オーストラリアのお正月の詳細をレポートしていこうと思います。
記事の内容
お正月は超あっさり
日本だと年末年始にかけて大掃除、お正月の飾りつけ、おせちの用意、年越しそば、初日の出の鑑賞、初詣、お年玉など沢山することがありますよね。
ところがオーストラリアでは、どれもしません(笑)
もちろん、多民族国家なのでそれぞれのやり方でお祝いする人もいます。ただ、スーパーなどにお正月コーナーが設けられたり、イベントは特にありません。(大晦日の花火以外は)
どっちかというと、お正月はクリスマスのおまけ的な感じ。クリスマスの飾りも年明けまで残っているのが普通です。
大晦日から日付が変わる瞬間は一瞬盛り上がるものの、その後は至って普通です。
お正月には何を食べる?
日本だとおせち料理やお雑煮を食べて正月気分に浸りますよね。
でも、オーストラリアではお正月の食べ物はありません。
友達や家族と集まるなら、庭で飲みながら定番のバーベキューをするくらいです。
参考オーストラリアのクリスマスはいつ?定番の食べ物やサンタの服装も紹介年末年始の休みは長い?
カレンダー通りに働くなら年末年始の祝日は1月1日のみ。2日からは通常モードで仕事をする人も珍しくありません。(こっちは三賀日という概念がない)
と思うかもしれませんが、これもカレンダー通りの祝日は12月25日(クリスマス・デー)と12月26日(ボクシング・デー)のみ。クリスマス・イブも働く人は普通にいます。
ただ、会社自体がクリスマスから1週間ほど休みになったり、年末年始に合わせて数週間の有給を取る人は多いです。
お正月は家族で集まる?
オーストラリアではクリスマスに家族や親戚と集まるのが一般的。
なので、日本みたいに年明けの挨拶に行くとか、お正月だから特別に集まることはありません。(人によるけど)
むしろ、クリスマスまでにパーティーが多いので、それが終わったらゆっくりしたい人が多いです。
お正月はお店が閉まる?
年末年始のお店の営業日と営業時間はお店によりけり。
大手スーパーなら1月1日だけ閉まるのことが多く、大型ショッピングセンターなら元日も営業していたりします。
ただ、個人のお店やレストラン・カフェなどは数日から1週間ほどお休みになることもありお店次第。
特に、都市部じゃない場所だとクリスマスから年始にかけて長めのお休みを取る所が多いです。
お正月バーゲンはあるの?
年明けの大バーゲンや福袋はお正月の楽しみの一つですよね。
ラッキーなことに、オーストラリアも大セールがあります。
セールの始まりは年明けではなく、12月26日の「ボクシングデー」から。1月初旬くらいまでがピークですが、その後も割とだらだら続きます。
ちなみに、福袋は日本ほどメジャーではありません。
年末年始のオーストラリア旅行は…
年末年始は旅行に出かける人がたくさん!それは日本もオーストラリアも同じです。
もちろん、宿や飛行機の値段は爆上がり。
さらに、オーストラリア国内のホテルやキャンプ場は、クリスマス前から1月上旬にかけて特に予約が取りにくいので、早めに予約するのが一番です。
あとは、行きたい場所(例えば動物園とか)や、宿泊するエリアのお店やレストランの営業日を確認しておくとガッカリせずにすみます。
調べられない時もありますが、ホームページやSNSをチェックしておくのがおすすめです。
おわりに
オーストラリアのお正月はのんびり、ダラダラした感じ。
日本だと食べて飲んで過ごしても、新年はピシッとした気持ちになることが多いですが、その感覚も薄いです。
おせちや初詣などの伝統的な風習もなく、気楽といえば気楽。ただ、日本のお正月に慣れていると「お正月なのにそんだけ?」という気分に(笑)
文化の違いはおもしろいですね。