バスは電車やトラム、フェリーと比べて難易度が若干高め。
ただ、バスを乗りこなせれば行動範囲がぐっと広がるので、利用しない手はありません。
今回は、ゴールドコースト・ブリスベンでのバスの乗り方、乗換案内の見方、注意点などを詳しくまとめてみました。
参考ブリスベンの観光スポット[中心部から近郊まで在住者が提案する名所29選] 参考ゴールドコーストの観光スポット13選 [在住者が独断と偏見で選んでみた]記事の内容
ゴールドコーストもブリスベンもバスの乗り方は同じ
ブリスベンもゴールドコーストも、路線バスはトランスリンク(この地域の交通局)が運営しています。
なので、バスのシステムは同じ。乗り方も料金も、乗換案内のサイトも全部同じです。
もっと言えば、ブリスベンの北のサンシャインコーストも一緒なのでわかりやすいです。
路線バスはトランスリンクのバスのみ
日本の大都市だといろんな会社の路線バスが走っていますが、このエリアのバスはトランスリンクが運営するバスのみ。
トランスリンク以外のバスは、観光バスや貸切バス、長距離バスくらいしかありません。
バスの見た目
トランスリンクのバスはこちら。
黄色&青のバスと緑のバスがありますが、どちらも同じ。
ただ、ブリスベンは黄色と青が多く、ゴールドコーストやサンシャインコーストは緑が主流です。
ゴールドコーストには一部2階建てのバスもあります。
一面広告の入ったバスもありますが、トランスリンクのバスには「TransLink」と書いてあるので迷ったらチェックしてみてください。
ブリスベンにはモモンガのバスもある
ブリスベンには「CityGlider(シティーグライダー)」というバスも走っています。
モモンガが描かれたかわいいバスで、色はブルーまたはレンガ色。バス停にもモモンガが描かれています。
特別な感じですが、他のバスと同じです。
ブリスベンには無料バスもある
ブリスベンには中心部を回るのに便利な無料バスも走っています。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
参考ブリスベン市内は無料バスで観光できる!ルートと時刻表を紹介バスの乗り方
乗り方はこちらの6ステップです。
- 乗換案内をチェック。
- 交通系ICカード/切符を用意。
- バスが来たら手で合図。
- バスに乗る。
- ストップボタンを押す。
- バスを降りる。
順番に詳しくご紹介していきます。
乗換案内/時刻表のチェックの仕方
乗換案内と時刻表はこちらでチェックできます。
- ジャーニープランナー(乗換案内)
- 路線ごとの時刻表
ジャーニープランナーは現在地から目的地までの移動方法や料金、バス停の場所、その日の運行状況などを知るのに便利。
参考ブリスベン・ゴールドコーストの旅に必須!ジャーニープランナーの使い方時刻表は乗るバスの番号を入力すると出てきます。
交通系ICカード/切符の準備
バスの中では切符が買えないので、乗る前に交通系ICカードか切符を用意します。
交通系ICカードならどこでも使えて割引率の高い「Go Card(ゴーカード)」が一般的。ゴールドコースト内だけなら1日乗車券の「go explore card(ゴーエクスプロアーカード)」も使えます。
切符はバスターミナルの券売機や最寄りの電車の駅で買えますが、ICカードの方が断然お得です。
参考ゴーカードの買い方 [ ブリスベン,ゴールドコーストの旅に必須です] 参考ゴーエクスプロアー・カードで旅する方法【ゴーカードとも比較してみた】バスが来た時の合図の仕方
バスが来た時は片手を挙げて運転手さんに合図します。(下の写真の人のような感じで)
バス停で立っていれば運転手さんも気にしてくれますが、合図をしないと普通に通過していくバスもあるのでお気をつけください。
バスの番号と行き先のチェックもお忘れなく。
バスに乗る時にすること
バスに乗る時は、2箇所設置してある読み取り機にICカードをタップします。
読み取り機のタイプは2種類ありますが、どちらも使い方は同じです。
1つめは昔ながらのこちら。トランスリンクのマーク(勾玉みたい)にタップします。
そして、もう一つはこちら。スマートチケッティング(クレジットカードやモバイル決済などに対応)用に導入され始めてますが、今のところバスでは交通系ICカードのみが使えます。
切符の場合は、運転手さんに見せればOKです。
あとは、好きな席にお座りください。
ストップボタンの押し方
降りるバス停の手前でストップボタンを押すのは日本と同じ。
ストップボタンは赤だったり水色だったりしますが「STOP」と書いてあります。
押すと「チン」という音がして、前の電光掲示板に「Bus stopping」と表示されます。
割と不良ボタンがあるので、音がしなかったり表示がされなかったら他のボタンを押してみてください。
ストップボタンを押すタイミングが難しい!
日本だと「次は〇〇〜」というアナウンスがあって、電光掲示板にも案内が出ますが、こちらのバスはそれがありません。(バスの難易度が高い理由)
ということで、慣れていないと降りるバス停がわかりにくいです。
とは言え、中心地や観光地、大きなバスターミナルでは乗り降りする人が多いので大丈夫。
心配な時やマイナーなバス停で降りる時は、グーグルマップを見ながら乗るのもおすすめです。
>【KKday】でブリスベン・ゴールドコーストの現地ツアーを見る >【ベルトラ】でブリスベン・ゴールドコーストの日本語対応ツアーを見るバスの降り方
バスを降りる時は、後ろのドアから降りることが多いですが、前のドアから降りても大丈夫です。
カードの場合、前と後ろのドア付近に2箇所ずつ読み取り機がついているので、どれかにタップして降ります。(4つの内どれでもいい)
タップすると今回の乗車にかかった料金とゴーカードの残高が表示されます。(上の写真だと料金は0ドル(乗り継ぎだから)、残高は19.19ドル)
切符の場合は何もしなくてOKです。(ただ持っていればいい)
>【Booking.com】でオーストラリアの宿をチェックバスに乗る時の注意点
バスに乗る時に気をつけることは、この4点です。
- バスの中では飲食禁止(水はOK)。
- カードの場合、乗る時のタップを忘れない。
- カードの場合、降りる時のタップを忘れない。
- 切符は降りるまでなくさない。
カードのタップ忘れは、ペナルティーとして残高から大人5ドル引かれます。(ゴーカードの場合)
乗る時のタップを忘れたり、切符なしで乗車して検査官に見つかった場合は罰金です。(検査官が抜き打ちで乗ってくることがある)
どうぞ、お気を付け下さい。
参考ブリスベン・ゴールドコーストの電車はこう乗る!乗り方徹底ガイド!おわりに
バスは降りる場所がわかりにくいので少しドキドキしますが、それも旅の醍醐味。それに、すぐ慣れます。
いろんな場所を回るのに便利なので、ぜひ利用してみてください。
それでは!