電車の乗り方は至ってシンプル。日本での乗り方と大差はありません。
ただ、初めてだと戸惑うので詳しくまとめてみました。
参考ゴールドコースト・ブリスベンのバスの乗り方【これを見れば余裕です】 参考ゴールドコーストをトラムで観光!乗り方をわかりやすく解説します記事の内容
ブリスベン・ゴールドコースト・サンシャインコーストの電車
日本の大都市だと公営の電車、私鉄、地下鉄、新幹線など沢山の種類があって複雑ですよね。
ところが、ブリスベン・ゴールドコースト周辺を走る電車は、トランスリンク(このエリアの交通局)が運営する1種類のみ。(一部の長距離列車除く)
このトランスリンク(TransLink)の電車を使うことで、ブリスベン、ゴールドコースト、サンシャインコーストとその周辺を移動することができます。
路線図を見てみよう
路線図はトランスリンクのサイトからチェックできます。
路線は全6本(2024.1現在)。ブリスベンを中心に南のゴールドコースト、北のサンシャインコーストとその周辺を結んでいます
- Airport – Gold Coast 線
- Caboolture/Sunshine Coast – Ipswich/Rosewood 線
- Ferny Grove – Beenleigh 線
- Shorncliffe – Cleveland 線
- Redcliffe Peninsula – Springfield 線
- Doomben 線
ちなみに、日本で言う「○○線」は、オーストラリアだと「○○Line(ライン)」です。
エアトレインは料金だけ別格
「エアトレイン(Airtrain)」はブリスベン空港に乗り入れる電車。
他の電車と変わりませんが、ブリスベン空港に乗り入れた途端に値段が上がり、ゴーカード(交通系ICカード)の割引も適用されません。
ただ、ブリスベン空港を使う場合は便利。ゴールドコーストまでも直通です。(ゴールドコースト空港には乗り入れない)
2024年3月現在、エアトレインの公式サイトからオンライン予約すると片道無料キャンペーンが使えます。(キャンペーンの終了日は不明)
参考ブリスベンのエアトレインって何?路線図 ・運賃・時刻表も徹底解説電車の乗り方
電車に乗る時の5つのステップはこちらです。
- 時刻表/乗換案内をチェック
- カードか切符を用意
- 改札にカードをタップ
- 電車に乗る
- 改札にカードをタップ
日本と少し勝手が違う部分もあるので、順番に詳しくご紹介していきます。
乗換案内の見方
乗換案内はトランスリンクのジャーニー・プランナーで見ることができます。
ここで行き方や料金などの情報が全てチェック可能。運行状況も要チェックです。(たまに欠便や点検工事で臨時バスを使わないといけない日がある)
参考トランスリンクのジャーニープランナー(乗換案内)の使い方を徹底解説駅に行くと写真のような掲示板があり、どのホームに行けばいいのかも確認できます。
掲示板は線ごとに色分けされていて、停車駅一覧も表示されるのでご確認を。
もちろん、どちらの方面に行く電車かもお間違えなく!
時刻表だけ見たい時
時刻表はジャーニープランナーでも見れますが、てっとり早くトランスリンクの時刻表ページでチェックできます。
自分の乗りたい路線をクリック、日時と方面を選択すると時刻表が出てきます。
>【KKday】でオーストラリアの現地ツアーを見る >【ベルトラ】でオーストラリアの日本語対応ツアーを見る運賃の支払い方
電車に乗る時はカードか切符が使えます。
使えるカードはこちら。
- 交通系ICカード(ゴーカード/ゴーエクスプロアーカード/ゴーシーキューカード)
- クレジットカード/デビットカード(スマホ・スマートウォッチなどでの決済もOK)
交通系ICカードも、クレジットカードやデビットカードも改札の読み取り機にタップするだけ。両方とも切符よりもかなりお得に利用できます。
交通系ICカードとタッチ決済乗車についてはこちらく詳しくまとめました。
参考ブリスベン・ゴールドコーストの交通系ICカード3枚とタッチ決済乗車切符は駅の券売機や窓口で買うことができます。券売機はこちらです。
改札の通り方
改札は日本の駅で見るような普通の改札と簡易改札の2種類。
普通の改札は大きな主要駅にあり、カードをタップすれば通れます。(切符の場合は駅員さんに見せて改札を通る)
主要駅以外の駅にはホームの手前やホームに簡易改札が数か所設置してあるので、そこにカードをタップします。(どれにタップしてもOK)
簡易改札しかない駅の場合、切符は持っているだけで大丈夫です。
下車した後は、普通の改札がある駅なら改札を通り、それ以外の駅では簡易改札にカードをタップして完了です。
ペナルティーに注意
乗る前のカードのタップを忘れたり、切符なしで乗車すると罰金を取られることがあるのでご注意を。
時々、車内や降りる駅に検査官がいることがあり、乗る前にカードをタップしていなかったり、切符を持たずに乗車していると罰金です。
検査官に遭遇しなくても、乗る前または降りた後のカードのタップを忘れた場合は大人10ドル、子ども5ドルが自動的に引かれます。
もちろん、改札が壊れていた場合は返金されるのでご安心を。(トランスリンクに連絡する必要あり)
電車のドアは自動で開かない
電車に乗り降りする時はボタンを押してドアを開けます。
ボタンじゃなくレバー式もあります。(ひょっとしたら、もう全部ボタン式かも)
私は最初これを知らなくて「ドアが開かない!」とパニックになったことがあります(笑)
車内のルール
知っていた方がいい電車内のルールはこちら。
- 飲食禁止(水はOK)
- 禁煙
- 座席に足をあげない
駅弁文化がある日本人からすると厳しい感じがしますが、長く電車に乗る時に「電車でお弁当食べよっ」みたいなのはNG。アルコールも厳禁です。
ルール違反をすると罰金の対象になるのでお気を付けください。
ちなみに、「Wifi Enable」の表示がある電車は無料でwifiが使えます。(60MBまで)
確か容量はショボかったですが、ちょっと使う分には問題ありません。
そして、ほとんどの電車に車椅子でも入れるトイレが付いています。(一番端の方)
こちらのトイレも、電車に乗る時と同じでボタンを押すとドアが開く仕組み。洗面台とオムツ交換ができる台も付いてます。
参考ブリスベンの観光スポット[中心部から近郊まで在住者が提案する名所29選] 参考ゴールドコーストの観光スポット13選 [在住者が独断と偏見で選んでみた]おわりに
ブリスベン・ゴールドコースト・サンシャインコーストを公共交通で移動するなら電車が頼り。
掲示やアナウンスもしっかりしているので誰にでも乗りやすいと思います。
ただ、鉄道点検日で線路が使えなくなっている時があるので、乗換案内で見ておいてくださいね。
そんなに頻繁にはないですが、当たる時はあたります(笑)
それでは!