オーストラリアのバーベキューと日本のバーベキューってかなり違います。日本が焼肉系ならオーストラリアって何系なんだろう?とてもズボラな感じがします(笑)
今回は、そんなオーストラリアのバーベキューの全容とソース、公園で使える不思議なバーベキュー台の使い方についてお届けしたいと思います。
オーストラリアのバーベキューはどんなもの?
オーストラリアのバーベキューって、どデカイ肉の塊を焼くように思われがちですが、ソーセージを焼くのが主流です。焼いたソーセージは食パンに挟んで食べるだけ(笑)私も初めて知った時はびっくりでした。
ソーセージはフランクフルト位の長さで、日本の物のように皮がパリッとしていないのが特徴。絶対パリパリの方が美味しいと思うし、マーケットの屋台のジャーマンソーセージは大人気なのにスーパーのソーセージはどれも皮に歯ごたえがないバージョンです(笑)
日本のように野菜や焼きそばなど色んなものを焼く習慣はなく、ソーセージならソーセージだけ、ステーキならステーキだけ。付け合せの玉ねぎを炒めたりトマトやマッシュルームを焼くことはありますけどね。
ちなみに焼肉に使うような薄切り肉は普通のスーパーに無く、アジア系のスーパーにしか置いてありません。
オーストラリアでは大きなガス式のバーベキュー台が庭に設置してある家が多いので集まりの時などはほぼバーベキュー。マンション暮らしでもベランダにバーベキュー台を置いてる人もいますよ。
オーストラリアのバーベキューソース
バーベキューのソースは何を使うかというと、ソーセージだけの時はトマトソース(ケチャップ)とマスタードが主流ですね。バーベキューソースというケチャップとソースが混ざったような感じのソースを使う事もありますよ。
あとは好みでチリソースをかけたりタバスコを数滴たらしたり色々です。ソーセージとパンだけで食べることもあるし、炒めた玉ねぎやザワークラウトという千切りキャベツの酢漬けのような物を添えることも。
バーベキューでステーキを焼く時は、塩コショウだけでシンプルに食べることも多いし、グレービーソースをかけることもあります。
玉ねぎ以外の野菜はトマトやマッシュルーム位しか焼かないのでソースはいらず、塩コショウだけで食べます。
オーストラリアのBBQ 公園の物はどう使う?
オーストラリアの大きな公園には必ずと言っていい程バーベキュー台が設置してあります。
場所によってデザインは違いますが、鉄板がついてるのですぐわかると思います。初めてだとどうしたものか戸惑うと思いますが、このバーベキュー台は無料で誰が使ってもOKですよ。
使い方は簡単でこんな風です。
② 鉄板を軽く拭いてから、側面のボタンを長押ししてスイッチオン。(通常はオンすると緑ランプが付きます)
③ 油をひいて焼きはじめる。
④ 20分程すると自動でオフになるので、終わってなかったらスイッチを入れ直す。(物によってはオフするまでオンのままの台もある)
⑤ 焼けたらお皿に移して(自動でオフにならない台はオフにして)、水とキッチンペーパーなどで鉄板を綺麗にして次の人に譲る。
ちなみに、鉄板の上にアルミを敷いて焼くと片づけも楽だし、衛生面が気になる人でも安心です。アルミを使わない時はキッチンペーパーとトング、フライ返しと洗い流す水は必須です。(鉄板の真ん中に穴が開いていて、水はそこから落ちる仕組み)
このBBQ台は電気なので分厚いステーキを焼いたりするには火力が弱めです。学生の時にじゃがいもなども試みましたが半生でした。(下茹でしとけばいいけど)ソーセージやカルビ位の肉、玉ねぎやマッシュルーム位の食材なら問題なく使えます♪
1つ残念なことは外でお酒が飲めないこと。法律で禁止されてるので公園バーベキューの時はソフトドリンクにしておいて下さいね~。
おわりに
オーストラリアのBBQはかなりシンプルですよね。とりあえずソーセージと食パンがあれば成り立つので手間なしです(笑)オーストラリアで観光される際は公園のバーベキュー台を見つけてお楽しみください^^