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オーストラリアでアトピー悪化!原因と気をつけた方がいいこと

投稿日:2025年2月24日 更新日:

オーストラリア アレルギー

こんにちは。ブリスベンに生息中のビーンです。

今は落ち着いていますが、オーストラリアに来た当初、アトピーの悪化に悩まされました。(アレルギー性鼻炎もひどかったけど)

私だけかと思ったら、アレルギー症状が悪化するのは結構よくある話だそうなので、自分が辿った経過と対応策を綴ってみました。

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オーストラリアでアトピーが悪化

「アトピーがヤバい!いや、ヤバすぎる!」

オーストラリアに来て2ヶ月ほど過ぎた頃から急にアトピーが悪化し始めました。

それまでは「ほんとにアトピーなの?」と言われる程度。時々湿疹が出ても薬を塗ればすぐに治っていたので油断していました。

でも、この時は部分的な湿疹から始まり、あれよあれよと言う間に全身へ。(頭から足まで全部)

日本から持ってきた薬は少量すぎて焼け石に水。痒くて、痛くて、浸出液とカサブタだらけで散々な状態に至りました。

開業医をハシゴして、最終的にステロイド内服で大復活を遂げたものの、あれは思い出したくもない悪夢でした。

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オーストラリアでアトピーが悪化した原因

「落ち着いてたアトピーがなんで悪化したんだろ?」

実は、オーストラリアはアレルギー疾患の多い国。来豪して症状が悪化する人も少なくないそうです。

アトピー悪化の主な原因はこちら。治療中に教えてもらいました。

  • 1日の気温差
  • 乾燥・紫外線
  • 害虫
  • 芝・花粉
  • ストレス

1日の気温差

「えっ?気温差?」と思っちゃいますが、かなり大きな要因だそう。

確かに、アレルギーは気候の不安定な季節の変わり目にひどくなりますもんね。

私のいるブリスベン周辺なら年間を通して1日の気温差は10度前後(ひどいと15度)。

こりゃ、体に来るわけで、アトピーだけでなく鼻炎もツラかったです。

乾燥・紫外線

オーストラリアは、乾燥した気候(地域と時期にもよる)、ビームのような太陽、降り注ぐ紫外線で有名。

言うまでもなく、肌に負担がかかる要素満載です。

そんな中、私はオーストラリアの開放的な雰囲気にのまれ、日本でのUV対策はどこへやら。

無防備に肌をさらけ出していたので、皮膚に申し訳ないことをしました。

害虫

暑い地域の夏は、蚊、ミジーと呼ばれる「サンドフライ」、ダニなどとの戦い(笑)

特に水辺にいる「サンドフライ」は2週間ほど痒みが続く曲者。掻きむしりすぎて肌がボロボロになり、このイライラで他の所まで痒くなります。

芝と花粉

オーストラリアは家の庭も公園も芝だらけ。木々も多く最高の環境です。

ところが、植物や花粉にアレルギーがあると大変。夏の頻繁な芝刈りにも対策が必要です。

ストレス

過度なストレスは健康の敵。ストレスは日本にいてもかかるのですが、慣れない土地での英語生活は大変なことも続出します。

振り返れば、この時期は課題とバイトに追われて超忙しい時期でした。

オーストラリアでのアレルギー対策

アレルギーとは上手く付き合うに越したことはありません。

基本は日本にいる時と同じが、オーストラリアでできる対策を5つご紹介します。

  • 日本から薬を持っていく
  • 開業医(GP)へ行く
  • 薬局へ行く
  • スキンケア・紫外線対策をする
  • 害虫対策
  • 健康的に暮らす

日本から薬を持っていく

おそらく、アトピーだったりアレルギー系の疾患がある方は、日本で使っていた薬があると思います。

私なら、塗り薬、酷い時に飲む飲み薬、時々使うアレルギー性結膜炎の目薬、鼻スプレーなどです。

しばらく症状が落ち着いていると忘れがちですが、万が一悪化しても大丈夫な量を持っていった方が安心です。

開業医(GP)へいく

薬がなくなったり、いつもの薬が効かない時は、迷わず開業医(GP)へ行ってみてください。

オーストラリアは専門医(皮膚科など)に直接行くのではなく、まず開業医に診察してもらう仕組み。そこで手に負えなければ皮膚科への紹介状を書いてくれます。

もし、薬がなくなって処方箋が欲しいだけの場合は、いつも使っている薬の商品名でなく一般名(有効成分)を伝えれば出してもらえます。

例)「アンテベート軟膏(0.05%)」は商品名。「Betamethasone 0.05%」が一般名。

薬局へ行く

少し気になる程度の場合は、薬局で薬剤師さんに聞くのもあり。

処方箋カウンターへ行って相談すると、症状に合わせて市販薬を出してくれます。

ちなみに、市販のアレルギーの薬で有名なのは、私もお世話になっている「Zyretec(ザイアテック)」。(「Telfast(テルファスト)」も有名)

ステロイド軟膏は処方箋が必要ですが、「DermAid 1%/0.5%」という弱いステロイドクリームは処方箋なしでも買えます。(薬局で要相談)

参考オーストラリアでお買い物!「これどこの店で買う?」をカテゴリー別に紹介

スキンケア・紫外線対策

日本よりも乾燥していて紫外線が強いので、場合によっては全身を保湿してあげてください。もちろん、日焼け止めもお忘れなく。

海などへ行く時は、UVカットのパーカーなども重宝します。

害虫対策

夏の虫対策も侮れません。(特に熱帯、亜熱帯地域)

街にいる分には大丈夫ですが、ブッシュウォーキングや水辺に行く時は、虫除けを持っていくに越したことはありません。

それと、意外と網戸のない家もあるので、絶対網戸付きの家を選ぶのがベストです。(網戸がなく木に囲まれた家に住んだ時はツラかった…)

健康的に暮らす

「健康的な食事・運動・リラックス・よく寝る」というのは、とても大事なこと。

そして、オーストラリアならではのおまけを付け加えるなら、こちらの3つです。

  • 水をよく飲む:乾燥してる
  • 甘いものを食べすぎない:お菓子の甘さがハンパない
  • チップスを食べすぎない:止まらない
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おわりに

アレルギーはコントロールできていればいいですが、暴走しだすと手に負えません。

オーストラリアに来て悪化する人、逆によくなる人、変わらない人いろいろだと思いますが、いつでも対応できるようにしておくと安心です。

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