旅行ならパスポートだけで行ける国が多い中、確かに面倒ですよね。
今回は今までに何度かETASを取ったことのある私がETASを徹底解剖。安く取得する方法やそれができる理由も解説したいと思います。
これを読めばETASがどんなものでどうやって取得すればいいかが手に取るようにわかります、
記事の内容
ETASとは
ETASとはオーストラリアに行く時の電子渡航認証システムのこと。
読み方は「イータス」でこちらの略です。
Electronic Travel Authority(ETA)
※ETASもETAも同じもの。
ETASはみんな必要?
ETASはオーストラリア人や他に有効なビザを持っている人以外みんな必要です。(オーストラリアに行くなら)
例えば1日だけの旅行でも必須。これがないとオーストラリアに入国できません。と言うか、ETASがないと日本の空港のチェックインカウンターで止められます。
逆に学生ビザ、ワーホリビザ、永住ビザなどでオーストラリアに入国するならETASは必要なしです。
ETASとビザは違うの?
ETASはビザ免除プログラムを利用した入国許可証のこと。
ビザの一種ですが、手続きはもっと簡単で観光ビザなどを申請するよりも格段に安いです。
ETASの有効期限
有効期限はイータスが取れた日から1年間。
ただ、パスポートが途中で切れることがあればパスポートの有効期限までになります。
1年分丸々必要ならパスポートの更新後に取るのがベターです。
ETASでの滞在期間
1回の渡航につき3ヶ月以内の滞在ができます。
有効期限内は何回オーストラリアに行ってもOKですよ。
ただ、あまりにも頻回に訪問すると不法就労を疑われて理由を聞かれることも。
イータスでできること&できないこと
イータスの有効期限内にできることはこちら。
- 1回につき3ヶ月以内の滞在
- 観光やクルーズ
- 家族や友人を訪問
- イベント
- 会議や契約交渉
- 調査
- 最大3ヶ月までの就学
逆にできないことはこちらです。
- 就労
- 1回につき3ヶ月を超える滞在
イータス取得の条件
イータスを取るのに必要な条件はこちら。健康診断は必要ありません。
- ビザ免除プログラムの対象国の国籍がある。←日本人なら全員クリア。
- 3ヶ月以内の滞在
- オーストラリアで就労しないこと
- 結核に感染してないこと
- 犯罪歴やオーストラリアの強制退去歴がないこと
- 申請者がオーストラリア国外にいること
- 他に有効なビザを持っていないこと
ETASの申請の仕方
イータス申請の方法はこの3つです。
- 公式サイトから自分で申請
- 代行業者に依頼する
- 旅行代理店に頼む
順番に見て行きましょう。
公式サイトから自分で申請
オーストラリア政府のサイトから簡単にオンラインで申請できます。
日本語を選べるし必要事項を打ち込むだけなので約10分で完了。支払いはクレジットカードのみです。
パスポート、クレジットカード、メールアドレスを用意しておいて下さいね。
代行業者に頼む
ETASを扱う代行業者に依頼する方法もあります。
業者の申請フォームに記入して申請してもらう形なので手間的には自分で取るのと変わりありません。
最大のメリットは自分で取得するより料金が安いことです。(理由は後述します)
旅行代理店に頼む
JTBやHISなどの旅行代理店に頼む方法。
お店でパスポートを渡すだけで自分では特にすることがないの楽。
手数料がかかりますがネットが苦手な場合には安心感があります。
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ETASの料金
ETAS自体の料金は無料。
「いやいや、お金かかるぞ!」
と言う声が聞こえていますが、イータス自体は無料なんです。
私達が払っているのはイータス代ではなく、取得に関わるシステム手数料。
申請する場所によって金額が違うので表にしてみました。
料金 | |
オーストラリア政府のサイト | 20豪ドル(約1500円:レートで変動) |
代行業者 | 400円〜 1000円弱 |
旅行代理店 | 2000円〜5000円前後 |
これを見て明らかなように代行業者に頼むのが一番安いです。
代行業者はなぜ安い?
「公式より手数料が安いなんて代行業者おかしくない?」
と思った人も多いですよね。
ところが、全然怪しくありません。
代行業者はオーストラリア移民局認定の航空端末を利用して登録するので、公式サイトが委託した業者の手数料より安くできちゃうんです。
もちろん、ETAS自体は同じもの。こういう代行業者は世界中にいて代行の手伝いをしています。
実は私も母のETASを取るのに「ビューグラント」と言う代行会社を利用しましたが、500円程度でスピーディーに取ってもらえました。
他にもJAL ABCやテレキュートセンターなど色々あるので信頼できる会社を選んでくださいね。
ETASはすぐ取れる!
イータスは申請したらすぐに取れる場合が多いです。
私も昔、イータスを公式ページから申請した時は申請と同時に降りた記憶があります。
ただ時々、12時間ほど保留になる場合もあるとのこと。
何かミスがあればもっと時間がかかります。/p>
ETASはいつまでに申請?
すぐに取れることが多いイータスですが、システムエラーがあるかもしれないし、何かミスってるかもしれないので少し余裕を持って申請するのがベスト。
あまり早く取り過ぎても有効期限が短くなっちゃうので、1週間位前までに取っておくのが安心です。
代行会社に依頼する場合は早めに申請することで早割料金が使えることもあるので、チェックしておくといいかも。
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ETASの確認方法
ビザというとパスポートにシールが貼られたり、証明書みたいなものがあるイメージですがETASは何もありません。
イータスはパスポートと連携しているので、オーストラリアでもパスポートを見せるだけでOKです。
取得できているか心配な場合は確認もできますよ。
→公式サイトで申し込んだ場合オーストラリア政府のサイトの「ETAの確認」でチェック。
→代行業者で申し込んだ場合ビューグラントのページにやり方が書いてあるのでチェック←母のイータスもこの方法で確認できました。
登録の控えも一応持っていくと安心かも。
おわりに
ちょっと面倒ですが、オーストラリア旅行には必ずETASが必要なので忘れないように取っておいてくださいね。
最悪、空港で気付いた時は公式ページに飛んでトライしてみてください。ミスやエラーがなければその場で降りると思います。それでは!