こんにちは。ブリスベンに生息中のビーンです。
シドニーには立派な建築物が色々とありますが、中でも私の心を鷲掴みにしたのがセントメアリー大聖堂(St Mary’s Cathedral)。この教会は外観も中の雰囲気も素晴らしすぎます。
今回はそんなセントメアリー大聖堂の簡単な説明と見学に関する詳細、行き方についてまとめてみようと思います。
セントメアリー大聖堂の歴史
セントメアリー大聖堂はローマ・カトリックの大聖堂。歴史を早足で振り返るとこうなります。
ちなみにゴシック・リヴァイヴァル建築というのは18~19世紀に興った中世ゴシック建築を復活させようぜ!という動きの中で流行った建築法。
ゴシック建築といえばミラノのドゥオモ、ドイツのケルン大聖堂、パリのノートルダム大聖堂などが有名。控えめに言って超豪華な建て方です。
もちろんセントメアリー大聖堂も見た瞬間からその姿に圧倒されます。
セントメアリー大聖堂の見どころ
まず外観正面の様子です。クリスマスの時に行ったのでツリーや聖書の物語に関連したアートもありました。
ハイドパーク側から全景をみるとこんな感じ。アーチボルドの噴水越しに撮った写真です。
内部はというと、ものすごく高い天井と石造りのお城のような構造、ステンドグラスから差し込む光とひんやりした空気に一気に身が引き締まります。
祭壇やステンドグラスもそうですが、その空間自体がアートです。
クリスチャンではないけど思わず祈りたくなるような神聖さがあります。
セントメアリー大聖堂の見学について
セントメアリー大聖堂のオープン時間
セントメアリー大聖堂の開館時間は毎日6時半~18時半までで誰でも見学、参拝をすることができます。
サマータイムの時期やクリスマス時期は開館時間が延長されることもあるのでホームページでチェックを。
毎週日曜日10時半からのミサの後にはガイドツアーもありますよ。
セントメアリー大聖堂のミサ
ミサ(英語ではmass)は平日6時45分、13時10分、17時半の3回+週末と特別なミサがあるのでセントメアリー大聖堂のホームページでチェックを。
大聖堂は普段から信者さんが祈りをささげる神聖な場ですが、ミサの時間は特に大切な時間なのでただの観光ならこの時間は避けた方がいいと思います。
もちろん静かにミサに参加する目的なら問題なく入れてもらえます。
そんな私もクリスマスミサに参加したことがありますが、すごくよかったです。
参考:セントメアリー大聖堂のクリスマスミサとプロジェクションマッピング体験記
セントメアリー大聖堂の入場料
入館するのは無料。大聖堂維持のための寄付金箱が置かれていますが任意なので神社のお賽銭と同じような感覚です。
ミサに参加すると順番に寄付のための箱が回ってきますがこれも任意です。

セントメアリー大聖堂で写真撮影はできる?
セントメアリー大聖堂のホームページを見ると典礼やミサ以外の時の写真撮影はOKと書いてあります。
もちろん中でお祈りをしている人がゼロということはまずないので、フラッシュなしでシャッター音にも気を付ける必要があります。
祭壇にどかどか上がって写真を撮りまくったり、キャーキャー騒ぐのももちろんNG。特に主祭壇の裏にある祭壇は最も神聖な場所と言われているので写真は控えるのがベターです。
そう言えば、日本でも神社の社殿を真正面から撮るのは失礼にあたると言われますもんね。
セントメアリー大聖堂への行き方
セントメアリー大聖堂の場所は地図上の赤紫の十字架マークです。
最寄駅は電車のセント・ジェームス駅(地図上黒の電車マーク)でここからだとハイドパークの中を歩いて約5分です。
ハイドパークの中からは大聖堂の全景が見えるので写真を撮るにはバッチリ。美しいアーチボルドの噴水越しにカメラを構えている人も多いです。(上の噴水の写真)
時間に余裕があるならシティー内は徒歩でも十分回れるので気の向くままにぶらり旅をしても楽しいですよ。
ちなみに電車やバス、フェリーに乗る時はオパールカード(SUICAのようなカード)をもっていた方が便利でお得です。
おわりに
セントメアリー大聖堂はとても感動的な空間。建築や中のステンドグラスはアート性が高くて素敵だし、中はものすごく神聖な雰囲気で圧倒されます。
信者さんたちの祈りの場なので、日本の神社やお寺を参拝する時と同じような感覚で立ち寄ってみて下さいね。それでは!