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デビルスマーブルスってオーストラリアのどこ?行き方は?

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デビルスマーブルス オーストラリア

こんにちは。オーストラリアに生息中のビーンです。

オーストラリアの砂漠の中に突如現れた得体のしれない巨大岩群。デビルスマーブルスと呼ばれるこの場所はパッケージツアーではまずいかない穴場です。

今回はこのミステリアスなスポットに潜入!詳しい場所や行き方もご紹介します。

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デビルスマーブルスってなに?

オーストラリアのアウトバック(オーストラリアの真ん中付近を占める砂漠のようなステップのような荒野)に突如現れるのがDevil’s Marbles Conservation Reserve(デビルスマーブルス・コンサベーション・リザーブ)。

遠くから見ると岩があるなぁ位にしか見えませんが、近づいてみると何とも奇妙な黄土色の巨石がゴロゴロ。ここが有名なデビルスマーブルス(Devil’s Marbles)です。

アボリジニの言葉ではKarlu Karlu(カール・カール)と呼ばれ「丸い岩」という意味。元々このエリアはアボリジニーの重要な場所だったんです。

入り口にはこのような看板も。どうやってこんな地形ができたのかという説明もあります。(パンフレットももらえました。)

デビルスマーブルス オーストラリア

デビルスマーブルスを直訳すれば「悪魔のおはじき」。

花崗岩の奇石が絶妙なバランスで立っているのでちょっと押したり風が吹いたらゴロゴロ転がりそうなイメージです。悪魔なら簡単に転がして遊べることでしょう。

デビルスマーブルス オーストラリア

数百万年もの間、侵食と風化を繰り返しこんな地形になったようですが(地学が苦手なので詳しい事は他サイトで。笑)

こんな風に巨大人が積み木でもしたかのようなアート性の高いものまで。これが自然にできたというのが驚きです。

デビルスマーブルス オーストラリア

岩は小さなものから巨大なものまで色々。丸い岩を包丁で切ったかのように真っ二つに割れてた物や俵型のようなものまで多種多様で、大きなものは6m程あるそう。

岩の間をくぐったり、丸い岩を下から持ち上げるようなポーズで写真を撮る旅人が沢山いますが、それほどフォトジェニックな空間です。

デビルスマーブルス オーストラリア

特にこの2つの岩は目玉的なフォトスポット。今にも転がっちゃいそうなのが転がらないのが不思議です。

2つの岩の間に挟まって写真を撮る人が多いですが、登ったりするのはNG。ここはアボリジニーの人にとって大切な場所ですからね。

デビルスマーブルス保護区の東側にはちょっとしたウォーキングトラックもあって離れた所から全体を眺めることも。

この時は日中に立ち寄っただけなので見れませんでしたが、サンライズとサンセットの時間には奇跡群が燃えるように輝き、色の移り変わりを楽しむこともできるそうです。(ウルルのみたいですね。)

ちなみに、奇石たちは今でもひび割れや侵食が進んでいて形が変化しているんですって。

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デビルスマーブルスはオーストラリアのどこにある?

デビルスマーブルスがこんなものだとわかったところで場所のご説明を。

デビルスマーブルスがあるのはオーストラリアのノーザンテリトリー(準州)。ウルルもこの準州にあります。

ウルルなら主要都市から飛行機が乗り入れる空港があるので行きやすいですが、デビルスマーブルスはホントに荒野の真ん中辺り。

ノーザンテリトリーの2番目の都市アリススプリングスから北へ約400km、第3の都市テナントクリークから南へ約100kmの場所です。

地図で見るとこんな感じです。

オレンジの星がデビルスマーブルス。テナントクリークとアリススプリングス、ウルルの位置も入れてみました。



デビルスマーブルスへの行き方

デビルスマーブルスへは公共交通機関で行けないので、車を使うかツアーで行くことになります。

アリススプリングスからなら車で約4時間半。テナントクリークからだと約1時間です。

ただ、テナントクリーク空港発着便はアリススプリングスとダーウィン、キャサリンの間のみで便数も僅か。アリススプリングスからドライブした方が時間的に早く着きます。

ツアーだと日本からのツアーはなかなかないと思いますが、アリススプリングスやダーウィンから現地ツアーが出ているのでそれを使うといいと思います。

ちなみに私の時はAdventure Toursという会社のアリススプリングス発ダーウィンツアーの途中で立ち寄りました。日本語のツアーはないと思いますが英語のツアーは探せばもっと出てきます。

日系の旅行会社ならナビツアーやトラベルドンキーから申し込むこともできますよ。

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おわりに

デビルスマーブルスは世界規模で有名ではないけど絶対おすすめな場所。行きにくい場所にあるのが難点ですが、レンタカーやツアーでも行けるので興味があったら行ってみて下さい♪

アウトバックの旅は好き嫌いが別れるかもしれませんがクセになる人も多いですよ。それでは!

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