こんにちは。ブリスベンに生息中のビーンです。
オーストラリアに来て最初に食べた時からファンになった食べ物と言えばクランペット。この一見スポンジみたいな見た目といい、食感といい当時は日本で見かけなかったので感激しました。
ということで今回はクランペット特集。知られざるクランペットの謎に迫ります!(知ってたらスルーして。笑)
クランペットとは
クランペットとは、イギリスやイギリス連邦を中心に食される穴のプツプツあいたパンケーキのような物。
小麦粉と酵母で作られていて酵母の働きでスポンジのような穴があくんだとか。一方から見ると小さ目のパンケーキ、裏返すと本当にスポンジみたいですよね(笑)
場所によっては、もっと薄いパンケーキに近いものもあるみたいですけどね。
クランペットと初めて出会ったのがオーストラリアだったので、てっきりこの国のご当地物かと思ったら見事にハズレました(笑)←元はイギリスの植民地だったからね。
本場のイギリスもそうだと思うんですが、オーストラリアでも普通にパンコーナーに売ってるしファンも多いです。丸形と四角型両方売ってますが丸が主流。6個入りで$2弱で売られております。
クランペットの味
パンケーキに似てると言うとほんのり甘いのかな?って気がしますが、クランペットは結構塩の味がします。クランペットだけで食べると微かに感じるレベルではなく、もう少し塩味があります。
食感は弾力があってプ二プ二。パンの食感と比較するとしたら・・・白玉と冷凍うどん位違う感じ。もっと言えば、うどんとコンニャク麺位違うかも。(言い過ぎかもしれません。)
しかもクランペットのキメは荒くエアーがいっぱい入っているので、パンが普通の板チョコとすればクランペットはエアインチョコ(カプリコみたいな)みたいな感じです。
何を言ってるか自分でもわかりませんが、食べてみたらわかります(笑)
クランペットのレシピと保存法 ミックス使いの簡単バージョンも
クランペットとイングリッシュマフィンはどう違う?
クランペットはイングリッシュマフィンと比べられることがありますが、食べ比べてみると両者は全く違います。
イングリッシュマフィンはクランペットと同じく小麦粉や酵母などで作られていて形も似てますが、イングリッシュマフィンの方はパンみたいな食感です。
クランペットと違って真ん中で2つに割って食べるのも特徴。周りにコーンミールがかかっているのもマフィンのみでクランペットにはそれがありません。
サンドイッチに向いてるのもイングリッシュマフィンです。
クランペットの食べ方
クランペットはトースターで焼いて、縁周りをカリッとさせて食べるのが美味!普通のトースターでもオーブントースターでもOKです。
外回りがカリッとならないけど、レンジで15~20秒チンするのもありですよ。温めずに食べるとボソボソした食感なので、絶対温めた方がいいのは確かです。
温めた後は、バターやジャム、はちみつなどを塗ってトーストみたいに食べるのが美味。塩見も隠し味になりいい感じです。
オーストラリアではバターの上に薄くべジマイトを塗る人も多いですけどね。←私は未だにべジマイトが食べれません。
基本的にトーストのような感じで食すのが一番で、ベーコンやエッグなどをサンドしたかったらイングリッシュマフィンの方が適役です。
おわりに
パンでもない、パンケーキでもないクランペットはホントに魅力的な食べ物。一度食べたら癖になる人も多いでしょう。
日本ではなかなか売っているお店が見当たりませんが、クランペットを食せるカフェは何軒かあるみたいなので興味があればぜひ。自分で作っても結構上手にできるみたいですよ。それでは!