こんにちは。ブリスベンに生息中のビーンです。
「なんか、足がむくんでるし、だっる~。」
飛行機に長時間乗ると足のむくみや何とも言えないだるさにやられることがあります。
飛行機だから仕方ないよと言われればそれまでですが、不快さで旅行のテンションが急下降。なにか対策をしておきたいですよね。
ということで、今回は機内でのむくみの原因と対策、持って行くと助かるグッズをご紹介しようと思います。
飛行機での足のむくみの原因
フライト時に足の疲れやむくみを気にする人は結構多いもの。それにはいくつかの理由があります。
長期間同じ姿勢
これは飛行機だけじゃなく、長距離バスや電車、オフィスワークなどでも同じ。
長い時間の座り姿勢で血管やリンパ節が圧迫されたり、血液やリンパの流れが滞り下の方に溜まりや少なる事で、むくんだりだるくなったりすることがあります。
機内の寒さ
機内の温度は24度前後に設定されていますが、湿度も低いのでかなり寒く感じます。私は夏でも絶対羽織るものがないと震えます。
この寒さで血管がギュッと収縮すると血流やリンパ液の流れも滞りがちになります。
気圧の変化
地上と上空の気圧はかなり違います。空を飛んでる時の機内の気圧は富士山の5合目あたりと同じ程度だとか。この気圧の変化も血行不良の原因になります。
水分不足
トイレに行きたくなるから水を飲まない人もいますが、機内の湿度は砂漠よりもずっと低いです(特に長時間フライト)。
何もしなくても体内から水分が奪われ、アルコールやコーヒーなどの利尿作用が水分減少に拍車をかけます。体内で水分が不足すると血液やリンパの流れも滞ります。
飛行機での足のむくみ対策
機内では積極的に足のむくみ対策をするのが一番。足のケアにはこんな方法があります。
靴を脱ぐ
靴を脱ぐと開放感があり、足が圧迫から解放されます。体操やマッサージもしやすくなるし、くつろぎ度もアップします。
足の体操とマッサージ
座りながら足首を回したり、足の指を開いたり、つま先と踵を交互につけて足の上下運動をするのも効果的。こまめに足を動かしてるとかなり違います。
膝下の骨のくぼみに沿って下から上になでたり、膝の裏やふくらはぎを軽くマッサージするのも気持ちいいです。
水分を取る
こまめな水分摂取は足のむくみ対策だけでなく、乾燥対策や脱水対策としても重要です。
「トイレが困る」と言って飲まないのはNGなので、気になるなら通路側の席を取っておくといいでしょう。
ちなみに、コーヒーやお茶、アルコールなどは利尿作用があって逆効果なので、水やノンカフェイン飲料がベストです。
ゆったりした衣類にする
スキニ―ジーンズなど下半身を締め付けるようなパンツ類は血行不良を助けるようなもの。
機内でくつろぐにも不向きなので、伸縮性のある素材やゆったりした衣類を身につけると快適です。
体を冷やさない
機内は想像以上に寒いので、上着(ペラペラの物じゃない方がいい)の持参は必須。膝にブランケットがあるとぬくぬくです。

飛行機での足のむくみ対策グッズ
ここからは、私が試した中でよかったグッズご紹介します。
使い捨てのスリッパ
靴を脱いだ時にさっとスリッパに履き替えると快適。海外のホテルでも重宝します。
着圧ソックス
着圧ソックスも定番のフライトグッズ。私も愛用してますが、適度な圧で足の疲れやむくみが和らぎます。
フライト用の安全設計ソックスならさらに安心して使えます。
ボール
100均に売ってるようなピンポン玉サイズのゴムボール(弾力のある固めの物)を使って足裏で転がすとツボが刺激されて気持ちいいです。
ヨガの先生に教えてもらい家でもやってます。
足裏樹液シート
個人的に足裏シートを貼って休むと足の裏がスッキリするので何回か使ったことがあります。
シートを剥がす時用にウェットティッシュがあった方が快適です。
おわりに
飛行機で足がだるくなったりむくんだりするのは仕方ない面もありますが、体操などで少なからず予防できます(ゼロにはならなくても)。
血行不良や水分不足はエコノミー症候群にもつながるので注意したいところ。機内ではいつも以上に体のケアをしたいですね。それでは!