こんにちは。ブリスベンに生息中のビーンです。
「日本で使っているスマホをオーストラリアに持ち込んで使う時に気を付ける事って何?」
現地のSIMを使おうと思って来豪したら、自分の携帯では使えなかった・・・(泣)
こんなことにならないようにSIMと周波数についてのお話をチラ見しておいて下さい。
記事の内容
オーストラリアのSIMを旅行で使う時の注意点
海外旅行で快適にネットを使いたい時は、
・wifiレンタルを使う。
・現地のSIMを使う。
などの方法がありますが、一番安くつくのが現地のSIMカードを使う方法です。
SIMならオーストラリアの国内電話、国際電話、データ通信の全てができちゃいます。(ブロードバンド専用のSIMもあります。)
ただ、現地のSIMカードを使うには条件があります。それは・・・
・又はSIMフリーの携帯を持っていること。
・手持ちの携帯がオーストラリアの周波数に対応していること。
通信会社に頼んでSIMロックを外してもらうのは短期の旅行なら割が合いませんが、元々SIMフリーの携帯を持っているなら使わない手はないですね。
オーストラリアの携帯電話の周波数
携帯は同じモデルでもその国に合った仕様になっていて、対応周波数(対応バンド)が国や通信会社ごとに違います。
まず、自分の携帯の周波数をチェックしてみましょう!
携帯会社の海外パケット定額サービスを使う場合
通信会社(ソフトバンクなど)の海外パケット定額サービスを使う場合の調べ方はすごく簡単。
- 「ソフトバンク 携帯 オーストラリア」
- 「ドコモ 携帯 オーストラリア」
- 「AU 携帯 オーストラリア」
などで検索して自分の機種を選択すればその国で使えるかどうかが一目でわかります。
SIMフリーの携帯の場合
SIMフリーの携帯の場合は説明書やメーカーサイトのスペックで通信方式という項目を見て対応周波数を確認します。
例えば「ZenFone5(携帯の機種名) 通信方式」などで検索してもOKです。
私が使ってるサムスン ギャラクシーS9+(オーストラリアで購入)の対応周波数帯ならこうなります。
注意頭痛を起さないでください(笑)軽く流してOKです。4G: バンド(B)1/2/3/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/66/32/34/38/39/40/41
3G: バンド(B)1/2/4/5/8/24/29
ここ数年に出たiphoneやアンロドイド(特に海外でも売られているサムスンやhuaweyなど)ならこんな風に幅広い周波数に対応しているはずです。
オーストラリアの携帯の周波数帯
次にオーストラリアの3大キャリア
- オプタス(OPTUS)
- テルストラ(TELSTRA)
- ボーダフォン(VODAFONE)
の周波数帯見てみましょう。
こんな感じになります。
(B=バンド=周波数帯)
・テルストラ5G:2019.12月現在一部地域でカバーされている。
・テルストラ4G(LTE):バンド(B)1/3/8/7/28
・テルストラ3G:バンド(B)1/5
・オプタス5G:2019.12月現在一部地域でカバーされている。
・オプタス4G(LTE):(B)1/3/7/28/40
・オプタス3G:バンド(B)1/8
・ボーダフォン5G:2019.12月現在準備中。
・ボーダフォン4G(LTE):バンド(B)1/3/5
・ボーダフォン3G:バンド(B)1/8
ちなみに今現在日本で広く使われているのは4Gのバンド(B)1=2.1GHz、大都市での主流がB3=1.8GHz。
これはオーストラリアでも広く使われてます。(5Gに切り替わってくんだろうけど)
通信関係は遅れているオーストラリアで既に5Gが使えるというのもびっくりポイントですね(笑)
自分の携帯とオーストラリアのSIM(上の通信会社他から出ています)の周波数帯(バンド)が全て同じでないといけないわけではなく、マッチしている物が多い方が快適に通信できることになります。
ちなみに周波数帯は地域によっても異なるので、大都市では快適に使えたのに田舎に行ったら遅くなったり繋がらなくなると言うことはもちろんありますよ。
それは日本と同じですね。
おわりに
オーストラリアで現地のSIMを使う時は
・携帯とSIMの周波数が合っている事
の2点が大事なので事前にチェックをしておいて下さいね。それでは!