こんにちは。ブリスベンに生息中のビーンです。
オーストラリアに米って売ってるの?まずかったら嫌だな・・・。
数日の観光ならさほど気にならないコメ事情も長期滞在となると気にかかりますよね。特に1993年の米騒動を経験した人なら外国米へのトラウマがある事も。←私はあったけど。
そこで今回は、オーストラリアのコメ事情を徹底解剖。種類や味、値段についてまとめてみました。
オーストラリアの米の種類
オーストラリアってパンやパスタが主食かと思いきや、ご飯が登場することも多いです。実は炊飯器も普通に売ってますよ。日本みたいに種類はなく、保温ができないものも多いですけどね。
お米はというと、アジアのスーパーマーケットに行かなくてもコールスやウールワースなどの普通のスーパーで売ってます。
日本のように銘柄は多くなく、スーパーのブランド米orサンライスという会社のものでほぼしめられています。
ただ、米自体の種類は日本より多いですよ。
スーパーに行けばこれくらいの種類のお米が揃います。
・ミディアム・グレイン・ライス:日本の米と似ていて活躍度大。
・ロング・グレイン・ライス:長くてふっくらした感じ。オージーは結構使う。
・ジャスミンライス:タイ米みたいに細長く、いい香りがする。
・バスマティライス:細長く香りよし。インドや中東系の料理にぴったり。
・アルボリオ米:日本のお米に似た形でリゾットに最適。
その他、玄米やレンジでチンするサトウのご飯みたいなのもあるので結構便利。大きさは1kg~5kgが主流ですが場所によっては10kgも買えますよ。
オーストラリアの米の味
米騒動の時の外国米のイメージが強烈過ぎて、オーストラリアに来る前は米への期待度ゼロでした。あの当時、タイ米、カリフォルニア米、中国米、オーストラリア米など色々あったけど、どれも臭くてまずくなかったですか?(知らない世代の人も多いか・・・)
でも、オーストラリアに来てお米を食べてびっくり!
☆臭くない!
☆まずくない!
☆意外においしい!
実家では普通においしいコメを食べてましたが、そんなに大差ありません。激ウマなお米に出会うことはほとんどないですが、ふつうにおいしく食べられる米ばかりです。
うちではミディアム・グレインを使うことが多いですが、日本のお米より粘りが少し弱めで、噛みしめた時の甘みが少-しだけ落ちる事以外は問題なし。パサつくことも特にないですよ。普段使いならこれで十分です。
ショート・グレインは日本の米に一番近いですが、高めなので正直普段は使いません。日本食レストランはこれを使っているんじゃないでしょうか。ちなみにお寿司もミディアム・グレインで大丈夫です。
ジャスミンライスやバスマティライスも結構使いますが、インドカレーには絶妙!いい香りで食感もよく甘みもあります。コメ不足の時のタイ米は鼻をつく変な匂いがしましたが、そんなことは一切なし。食欲をそそる香りです。
ちなみにオージーは普通に食べてるロング・グレイン・ライスは一番日本人の口に合いにくいと思われます。日本の米が長くなったバージョンですが、中途半端というか受け入れにくい(笑)私もホームステイで食べて以来食べてません。
とりあえず日本食ならミディアム・グレインを買っておけば間違いないと思います。
オーストラリアの米の値段
でもさー、オーストラリアでお米買うのって高そうじゃない?って言われますが、意外とそうでもないですよ。
日本のお米ってピンキリですが、5kgの平均価格って2千円前後ですよね。でも、オーストラリアのミディアム・グレイン5kgは通常約$16(1ドル約80円として1300円弱)。特化で半額になる事もあるのでお得です。
ショート・グレインの寿司ライスは750gで$3.5、コシヒカリだと同量で$5位するのでこちらを食べれば結構高くなりますけどね。←ただ、ミディアムで問題ないです。
ジャスミンライスはミディアムと同じくらいで、バスマティ、アルボリオはミディアムより少し高め。一番安いのがロング・グレイン(1kg$2程)となります。
地方の小売店に行くともっと高くなりますが、大手スーパーならこの位。定期的にある半額セールの時は飛ぶように売れてますよ。
ちなみに10キロサイズの日本のあきたこまちなどを日本食材店やアジアのスーパーで買うこともできますが$70ドル近くしてお高めです。
オーストラリアのコメ事情のまとめ
オーストラリアのお米は思ったより悪くないし、米の種類が豊富なので料理の幅も広がります。
米にめちゃくちゃうるさい人ならわかりませんが、私含め日本の友人達も母も皆ミディアム・グレインで満足です。あの米騒動の時のまずさはなんだったんですかね(笑)
ということで、米の心配はせずにオーストラリアへお越しください!それでは!