こんにちは。ブリスベンに生息中のビーンです。
ゴールドコースト空港に無事到着!その後は入国審査や税関、検疫などが待ち構えてますが、なるべく早くスルーしたいところです。
今回は、飛行機を降りてから到着ロビーに出るまでの流れとおよその時間、厳しいと言われるオーストラリアの検疫についてまとめてみました。
ゴールドコースト空港の入国審査
ゴールドコースト空港到着!寝ぼけてぼーっとしているものの、ワクワク感も半端ないですよね。
ゴールドコースト空港は飛行機を降りたら屋根つきの廊下(外)を歩いてターミナルの入口へ向かう仕様。みんな同じ入り口を目指してるのでついて行けば大丈夫です。(所要時間はダラダラ荷物を持って歩いて約5分。空いてたら2〜3分)
そして、入り口から入るといきなり小さな免税店の中に出ます。ここを抜けるとすぐに入国審査です。
絵で見るとわかりやすいので飛行機を降りてからの経路を描いてみました。(写真禁止区域なので)
イミグレーション
イミグレーションでの入国審査は外国人用が向かって右側。オーストラリア人や在住者用が向かって左側です。ただ、国籍保持者や在住者の家族などは左側でOK。左側はスマートゲートと呼ばれる機械での入国審査。外国人用は今の所窓口での審査になってます。
外国人用の列の方が時間がかかりますが、混んでる便でも待ち時間は20分前後。途中で左側の列が空いたらそちらに回してくれたりもします。スマートゲートはイータス保持者などでも使えるんです。
入国審査で必要なものはパスポートと機内でもらった入国カード。もし機内でもらい損ねていたら、入国審査の部屋の壁際に言語別の入国カードが用意してあるので並ぶ前に記入しておいてください。
入国審査は特に何も聞かれないことがほとんど。私も家族もよく来る友達も何も聞かれたことはありません。パスポートと顔を見比べてはいますが指紋などもとられません。
ETASや他のビザの情報は現地のシステムの中に入っているので、何も見せなくてOKです。
ゴールドコースト空港のバゲッジクレーム
入国審査を抜けるとバゲッジクレームのエリアへ到着。ここで自分が預けた荷物を受取ります。
ここが一番時間のかかる所で、運次第ですが遅いと15分~20分位待たされます。(ここが疲労のピーク)
ゴールドコースト空港の税関・検疫
バゲッジクレームのすぐ右隣が税関兼検疫です。荷物を受け取った人たちが並んでいるのですぐわかります。(ここも混雑する)
並んでいると係の人が入国カードをチェックしに来て、持ち込み禁止物や免税範囲を超すもの、食べ物類に「はい」と記入されていたら、何を持ってきたのか聞かれる事が多いです。(意外と「海苔?」とか日本語で聞いてくる人もいます。笑)
そのあと、係員の判断で番号が割り振られます。列の先頭まで来ると、この番号に従って行く先が分かれます。この前の例だと、
- 番号1:そのままスルーで到着ロビー
- 番号2:出口に行く前に犬を使った検査
- 番号3:別室で荷物を開けられる
という感じでした。ここ数年大体いつも同じですが、変わるかもしれません。
税関+検疫を抜けるまでの時間は混み具合によりますが5分~20分前後。
いつもジェットスターの早朝到着便を利用しますが7時~7時半位の間には到着ロビーに出ていることが多いです。

ゴールドコースト空港の検疫は厳しい?
オーストラリアの検疫は他の国と比較してもすごく厳しいです。以前は食べ物を持っているというだけで、みんなスーツケースを開けられていた位です。
ただ、今は入国カードも昔とちょっと変わったし、「食肉、家禽類、魚、海産食物、卵類、乳製品、果物、野菜類」という所に「はい」としていても、税関・検疫に並んだ時点で何か聞かれてOKなものだったら開けられないことが多いです。
オーストラリアの検疫に関する事がオーストラリア大使館のサイトの「検疫」という所から見れるので参考にしてみるのもいいでしょう。(日本語)
入国カードの記入に迷ったら「YES」
一番よくないのが何か引っかかるもしれない(又はよくわからない)物がある時に「いいえ」としておくこと。没収だけで済まず、罰金や懲役刑になる事もあるので疑わしきは全て「はい」にしておくのがベストです。
実は、初めてオーストラリアに来た時、食品を持ってても全部「いいえ」にしていてスーツケースを開けられたことがありました。
微妙に没収対象の食品が入ってたみたいで即没収(全然大したものじゃなかったんだけど…)。その時は罰金などなく見逃してくれましたが、「次見つかったら罰金になるよ。」と釘を刺されたことがあります。
ただ、検査員によってムラがあることも確か。日本から送られてくる小包も検疫でチェックされますが、全く同じものが2つ入ってるのに、1つだけとられたこともありました。「それ、食べたかったんじゃねぇ?」レベルですよね(笑)
開けられなくても食べ物の臭いを嗅ぎあてる検疫探知犬(ビーグル犬)がいるので結構侮れない。
生肉など持ち込み禁止の物を持ってるとピタッと自分の前に座るそうで、何も持ってなくてもドキドキします(笑)
おわりに
ゴールドコースト空港での入国までの流れはとってもシンプル。でも、検疫は曲者なので、嘘の申請は絶対にやめた方がいいです。ちょっと迷う所があったら、「はい」にしておくか、空欄にしておいて現地の係員の指示に従うのがベストです。
何もなくスムーズなら到着ロビーに着くまでは平均30分位。ロビーでコーヒーでも飲んでから冒険を始めて下さいね。それでは!